以前私がが関わった女性が
実際に体験されたお話し。
当時彼女は40代前半。
5歳児を育てる専業主婦。
突然ご主人にがんが発覚し
症状に気づいてから
半年以内でこの世を去る。
別の住い暮らす
亡くなったご主人の
お母さんと弟さん…彼女によっては義理の母と弟
あの時○○(お嫁)さんが××していてくれたら
なんで△△してくれなかったんだろう。
…結局そのご主人を亡くし子供を抱え途方に暮れる
お嫁さんが悪者と言うことになったようで
それ以降義理のお母さんとは音信不通
祖母と叔父としての立場から
残された子供の子育てに全く援助もなく…
そのお母さんは長年教壇に立っていた程の
立派な経歴の方であるのに…
その息子さん(故人にとっての弟さん)も
誰が聞いても名の通った大学を出ている
随分と知的レベルの高い方々だった。
話を聞いていて寂しさと人の心の闇を感じた。
優しさは知性と別物だな…
ではあなたはその○○さんに対して何か働きかけたか
あなたがそれをすれば良かったのではないのか
誰かが亡くなった理由を
他人のせいにしては決していけない。
だれも悪くないし
○〇していればよかったと思う全員が
その○〇を実行していたとしたら
もしかしたら回避できたかもしれない。
…そういう意味では全員関与している。
誰かが悪いと言うなら
そう言うあなたも悪い
それは事が完結して
今から過去を振り返って見ているから
そう思うのであって
渦中には気づかない。
こうなることを経験していないから
当時の自分やそれに関与する全員は
今より確実に経験も知識もなかったから
その判断であり行動だったのです。
今より未熟だったからそうした…
その時より経験したから
成長した今のがそう思う。
それを後悔という。
グリーフカウンセリングをする時
基本的的には遮ることなく
その方が思うままに…
お話しをお聞きます。
でもこれだけは絶対に話しを遮って
辞めさせることがあります。
それは大切な人の死を
他の誰かのせいにすること
それは絶対させない。
死別の悲しみとは別に
本来助けあうべき身近な人との
憎しみの関係を新たに創り上げてしまうから。
別の苦しみを創ってしまうことになるからです。
あなたが早く気付いていれば良かったのに
あなたが気付かなかったから手遅れになった
(ご主人に向かって奥さんが)
あなたがあの時もっと真剣に
向き合ってくれていれば
…その時あなたもそこにいたのだから
やりようが有ったでしょうに。
過去の相手を責めて
これから協力すべき関係性をダメにするより
これからどうやって支え合って
悲しみに向き合っていくか
そこでぶつかり合うほうが
至極健全。
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死別悲嘆(グリーフ)専門
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