「最後の出来事」だけが原因ではありません

 

 

お子さんが不登校になったとき、
多くの保護者の方はこうおっしゃいます。

 

 

「○○があったから、学校に行けなくなったんです」
「担任の一言がきっかけで…」
「友達とのトラブルが原因で…」

 

 

確かに、“きっかけ”となる出来事は存在するかもしれません。

 

 

でも、

その「最後の出来事だけ」に注目することはおすすめできません。

 

 

なぜならそれは、
“ラストストロー(最後の一滴)”に過ぎないからです。

 

 

 

 

不登校は、子どものSOS

心理相談室「太陽」の長島房子です。

 

ノルウェーのフィヨルドで遊覧船に乗って~✨️

 

 

 

ラストストローって何?

 

 

コップに少しずつ水が溜まって

いき、最後の一滴であふれる。

 

この

「最後の一滴」がラストストローです。

 

 

 

あふれた原因は、その一滴だけではありませんよね。

それまでに積み重なっていたものがあったからこそ、
あふれたのです。

 

 

 

 

♣子どもの中で起きていること

 

 

不登校の子どもたちは、
突然限界を迎えているわけではありません。

 

 

・ずっと我慢していた
・小さな傷つきを積み重ねていた
・周囲に合わせようと無理をしていた
・「いい子」でいようとしていたなど

 

 

こうした積み重ねが、心の中に蓄積されています。

 

 

そしてある日

ほんの小さな出来事で
「もう無理だ」とブレーキがかかるのです。

 

 

 

 

♣「原因探し」が苦しさを増やすこともある

 

親なら当然、原因を知りたくなりますよね?

私もそうでした。

 

 

「何がいけなかったのか」
「誰が悪かったのか」

「ウチの子に何してくれたんだ💢」

 

 

でも

“最後の出来事”にこだわり続けると…

 

 

  • 担任や友達を責め続けてしまう
  • 子どもに何度も理由を聞いてしまう
  • 「それを乗り越えれば行ける」と考えてしまう

 

 

結果として、回復を遅らせてしまうことがあります。

 

ゆっくり休息を与えることができないので

この時間が一番もったいないかもしれません。

 

 

 

♣大切なのは「これまで」と「これから」

 

 

本当に目を向けるべきなのは、

 

「なぜ起きたか」ではなく
「どんな積み重ねがあったのか」

 

 

そしてもう一つ大切なのは、

「これからどう関わるか」です。

 

 

 

アラスカ州にて

 

 

 

♡ 親にできる一番大切なこと

 

不登校の子どもにとって、

家庭は「最後の安全基地」です。

 

 

だから

  • 原因を追及するよりも
  • 正しさを求めるよりも

 

 

「ここにいていい」と感じられる関わり

が何より大切です。

(もう聞き飽きたと思うけど)

 

 

 

 

♡私のオススメ

 

子どもが元気になってきたら

子どもの好きなことに

親子で一緒に夢中になってみてください!

 

 

 

♡私がマジメに伝えたいこと 

 

 

ラストストローは確かに存在します。

 

 

でもそれは「原因」ではなく
「限界を知らせるサイン」です。

 

 

原因を探すことよりも
これまでの頑張りに気づき、
これからを一緒に考えていくこと。

それが、子どもを支える本当の関わりです。

 

 

もし迷われているようでしたら

ご連絡くださいね。

一緒に考えさせていただきます。

 

 

 

 

♣紙の本も発売しました~✨️

 ↓

 

 

 

不登校が急増する「本当の理由」と親の関わり方

 

不登校の子どもが急増しています。

ニュースや統計を見て、

不安に感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。

 

 

この現象は「子ども側の問題」とだけ捉えると、本質を見失ってしまいます。

 

 

今日は臨床心理士の視点から
不登校が増えている本当の理由と、親としての対応について考えてみますね。

 

 

 

不登校は、子どものSOS

心理相談室「太陽」の長島房子です。

 

 

 

 不登校が増えている本当の理由

 

 

 

  ① 子どもが弱くなったわけではない

 

「今の子は弱いからでは?」

と言われることがありますが、実際は違います。

 

 

“無理をしない感覚が正常に働いている”状態です。

心が壊れる前に、ブレーキをかけているとも言えます。

 

 

 

 

  ② 学校環境が合わない子が増えた

 

 

現代の学校は、

 

・集団行動が多い

(昔からの基本構造ですが、課題だと思います。)

 


・同調圧力が強い

(みんなと同じ行動・意見・態度を取らないと孤立する。という心理的プレッシャーが高まっている)

 


・評価が見えやすい

(たとえば、算数なら正答数だけでなく、途中式を書けているか、自分の考えを説明できるか、間違いを直そうとしているかなども評価になります)

 

 

こうした環境の中で
繊細な子ほど疲れやすくなっています。

 

 

◎繊細な子の長所

・共感力・感受性が強い

・観察力・想像力が豊か

・責任感・正義感が強いなど

♡将来的にとても心の強い人材になりやすいと言われています。

 

 

 

 

  ③ 社会全体がストレスフル

 

・先の見えない不安
・SNSでの比較
・「ちゃんとしなきゃ」という空気

 

こうしたストレスは、子どもにも確実に影響します。

 

 

 

 

  ④ 「正しさ」が強すぎる社会

 

「ちゃんとすること」

「迷惑をかけないこと」が強調され、

 

子どもは
「できない自分はダメ」と感じやすくなっています。

 

 

 

 

 

 

親としてやってはいけない関わり

 

 

 

不登校の初期に多い対応です。

・無理に行かせる
・理由を問い詰める
・「甘え」と決めつける
・他の子と比較する

 

これらは安心感を奪い、回復を遅らせます。

 

 

 

 

 

♣親にできる本当の対応

 

  ① 「今は休む時期」と受け止める

 

登校よりも、心の回復を優先してください。

学校に行くことは目的ではなく、結果です。

 

 

急がば回れの精神で!

 

 

 

  ② 子どもの圧倒的な味方でいる

 

親は最後の安心基地です。

・否定しない
・評価しない
・アドバイスしすぎない

 

「この人は味方だ」と感じられることが回復の土台になります。

 

 

 

  ③ 原因を急いで探さない

 

子ども自身も、理由をうまく言葉にできないことが多いです。

安心できる時間を積み重ねることが大切です。

(キツイですけどね。私も経験者です)

 

 

 

  ④ 小さな回復サインを見る

 

・少し笑った
・会話が増えた
・外に出た

 

これらはすべて回復のサインです。

「学校に行けたか」だけで判断しないでください。

 

 

 

 

 

♡私が伝えたいこと

 

 

不登校は「問題」ではなく、

生き方の変更サインです。

 

 

 

無理に元に戻すのではなくその子に合ったペースを見つけて!

 

 

 

子どもは、安心できる場所があれば必ず動き出します。

 

焦らなくて大丈夫です。

 

迷われているならお気軽にご相談くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

I’m happy to share some wonderful news with you.

 

 

 I have published my book on Amazon, and it is now available in both eBook and paperback formats. 

 

This book explores the importance of parental self-acceptance and how it can positively impact children’s well-being and growth.

 

 I sincerely hope this book will reach those who need it and offer support and encouragement along the way. 

 

Thank you for your continued support.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Summary of Mirrored Hearts

 

In the book “Parent and Child in the Mirror: How Parental Self-Acceptance Saves Children,” the impact of parental self-acceptance on children is explored in depth. 

It demonstrates that when parents are unable to accept themselves, their children also struggle with self-acceptance. 

As a result, children may experience lowered self-esteem and difficulty forming interpersonal relationships. 

This can lead to a tendency toward isolation, and in some cases, psychological stress may result in school refusal or social withdrawal.

Furthermore, the book provides detailed explanations of practical training methods to enhance parents’ self-acceptance, as well as approaches that psychologists can use to offer support.

 

Chapter 1 explains the relationship between self-acceptance and the parent-child dynamic, clarifying how self-acceptance influences the development of self-esteem and independence. It discusses both the negative cycle created by parents who lack self-acceptance and, conversely, the resilience nurtured in children by parents who do possess it.

 

Chapter 2 focuses on early childhood parent-child relationships and the foundation of independence, presenting concrete methods for fostering secure attachment and healthy self-esteem.

 

Chapter 3 delves into the current state of school refusal and social withdrawal, as well as the role of parents. It emphasizes the connection between parental self-acceptance and children’s self-esteem, the importance of appropriate parenting attitudes, and proposes ways to improve communication between parents and children.

 

Chapter 4 explores, from a clinical psychological perspective, the relationship between parents who struggle with self-acceptance and their children’s path toward independence.

 

Chapter 5 presents practical methods for overcoming school refusal and social withdrawal through concrete case studies, highlighting the importance of understanding the gap between parental expectations and children’s reality.

 

Finally, Chapter 6 offers practical guidelines for fostering self-acceptance and independence in pursuit of a happy future for both parents and children. It concludes that improving parent-child communication and maintaining an appropriate sense of distance are essential in supporting a child’s independence.

 

 

 

I recommend this book to parents facing challenges such as school refusal or social withdrawal, and to those who support them.

 

 

 

新学期
「ここから変わるかもしれない」
そう期待していたのに、現実は動かなかった。

 


あるいは、
入学式だけはなんとか行けたけど、また休み始めてしまった…。

(前よりも精神的にキツイ状態)

 


そんな状況に直面しているお母さんへ、

臨床心理士としてお伝えしたいことがあります。

 

 

◎「振り出しに戻った」わけではありません

まず最初にお伝えしたいのは、
今回の状態は“後退”ではないということです。

 


入学式に行けたこと
新学期に向けて少しでも動こうとしたこと。

 


それは確実に、
お子さんの中に「行きたい気持ち」がある証拠です。

 


ただ、その気持ちよりも
不安や緊張、恐怖の方が強かっただけです。

 

 

 

不登校は、子どものSOS

心理相談室「太陽」の長島房子です。

 

 

 

 

子どもの中では「葛藤」が起きています

 


学校に行けない子どもたちは、
行かなきゃいけない
でも行けない
行きたい気持ちもある

という強い葛藤の中にいます。

 


外から見ると「変わっていない」ように見えても、
内側では何度も挑戦し、何度も折れています。

 


じっとしているように見えても

ゲームで遊んでいるように見えても
見えない努力をずっと続けている状態です。

 

 

 

入学式に行けた意味はとても大きいんです。
「結局また休んでいるから意味がなかった」
そう感じてしまうかもしれませんが
それは違います。

 


入学式に行けたことは、
新しい環境に一歩踏み出せた
強い不安の中で行動できた
という、とても大きな経験です。

 


これは、今後の回復に必ずつながります。

 

 

 

 

母親の心が折れそうなとき

 

この時期、お母さんが一番つらいのは
「期待してしまった自分」への落胆です。

 


やっぱりダメだった
このままずっと行けないのでは
私の関わりが悪いのでは

そんな思いが頭を巡るかもしれません。

 


ここで大切なのは
原因探しではなく、土台を整えることです。

(もう聞き飽きたと思いますが)

 

 

 

今いちばん大切な関わり方

 


この時期に必要なのは、
「動かすこと」ではなく
安心を積み重ねることです。

 


たとえば
何も言わずにそっとしておく時間
できていることに目を向ける
学校の話を無理にしない

 

 


そして何より、
「行けなくても大丈夫」という空気を家庭に作ること
これが回復の土台になります。

 

 

 

 

 

「ここ」が分かれ道です

 


新学期は、多くの親子にとって
大きな分岐点になります。

 


ここで
焦って動かそうとするか
安心を優先するか
によって、
その後の流れが変わっていきます。

 


皮肉なことに、
「行かせよう」とするほど動けなくなり、
「安心していい」と思えたときに動き出す

これが不登校の特徴です。

 

 

 

 

 

♣保護者の方へ

 


今は、結果が見えにくい時期です。

先が見えないことは本当につらいですよね。

(私も暗いトンネルの中を歩いていた記憶があります)

 


でも今考えてみると
子どもは止まっているわけではなかったんです。

 


見えないところで、
ちゃんと揺れながら前に進んでいたんです。

(息子はしっかり自立しました)

 


だからどうか
「変わっていない」と見える今を、否定しないでください。

 


そして、お母さん自身も
「うまくやらなければ」ではなく
「支え続けているだけで十分」
そう考えてみてください。

 

 

頑張ってきた自分を心の底から認めてくださいね。

ストレス解消しながら進んでください。

 

 

陽はまた昇りますよ~✨️

 

 

 

♣まとめると

 


残念ながら不登校は、一直線には回復しません。

 


進んだり、戻ったりを繰り返しながら、
少しずつ変わっていくものです。

 


今回の出来事も、その一部です。

 


焦らなくて大丈夫です。
お子さんのペースには、ちゃんと意味があります。

 

 

もし迷われているならご相談くださいね。

 

不登校の子にとって、親は「最後の砦」のような存在だと思います

 

 

重要な親の何気ない一言が

大きな支えになることもあれば

深く傷つけてしまうこともあります。

 

 

今日は、親がかける言葉について

 

 

不登校生に

現れやすい行動パターン別に考えてみますね。

 

 

 

不登校は、子どものSOS

心理相談室「太陽」の長島房子です。

 

 

 

 

①「行きたいのに行けない」子への関わり

 

❌ 逆効果
「行く気があるなら行けるでしょ」
「気持ちの問題だよ」

・無理に登校させようとする


 これは葛藤を強め、自己否定を深めます

 

 

回復を促す関わり
「行きたい気持ちはあるんだよね」
「でも体がついてこない感じかな」


 ポイントは
行きたい気持ちと恐怖・不安がぶつかっている状態ですが

“行きたい気持ち”の方を先に受け止めることが大事。

 

 

 

 

 ② エネルギー温存状態の子への関わり

 

❌ 逆効果
「いつまでそんな生活するの?」
「ゲームばかりでいいの?」

・生活リズムを無理に戻すこと


 回復途中のエネルギーを奪います

 

 

回復を促す関わり
「今は休む時期なんだね」
「少し元気出てきたら教えてね」


ポイントは
“動かす”より“回復を待つ”

 

 

 

 

 ③ 回避・過敏な子への関わり

 

❌ 逆効果
「気にしすぎ」
「みんな我慢してるよ」

・無理に慣れさせようとする


 防御反応を強めます

 

 

回復を促す関わり
「それはしんどかったね」
「嫌だと感じるのは自然だよ」

 

 ポイントは
感じ方を否定しない

(繊細な子の扱いはホント難しいですよね・・)

 

 

 

④ 白黒思考(完璧主義)の子への関わり

 

❌ 逆効果
「そんな極端に考えないの💢」
「普通はこうでしょ」

(●`ε´●)
思考の硬さをさらに強めます

 

 

回復を促す関わり
「0じゃなくてもいいかもね」
「少しだけって選択もあるよ」

 

ポイントは
“グラデーションを一緒に作る”

自信の不安定さを補うために起きている事が多い。

向上心や誠実さと重なる部分もあるので

悪いものとして決めつける必要はありません。)

 

 

 

⑤ 安全基地にいる子への関わり

 

❌ 逆効果
「家にいるから甘えがでるんだよ」
「外に出なさい」

 安心の土台を崩します

 

 

回復を促す関わり
「家では安心できてるんだね」
「ここで元気ためようか」


ポイントは
“家=回復の場”と認めること

 

 

 

 

 

⑥ 対人関係に敏感な子への関わり

 

❌ 逆効果
「そんな先生でも我慢しなさい」
「社会はそんなもんだよ」

・ 信頼感を失います

 

回復を促す関わり
「それは納得いかないよね」
「ちゃんと感じ取れてるね」

 

 ポイントは
感じた違和感を尊重する

 

 

 

 

 

 

  ♣全体に共通する大事なことは
「正す関わり」ではなく「理解する関わり」

 


親の関わりで最も回復を早めるのは、
 「分かろうとしてくれている」

と子どもが感じること!
 

 


逆に言うと、
どんなに正しいことを言っても
 「否定された」と感じた瞬間に、

回復は遠のきます。(-_-;)

 

 

 

ポルトで見た「アズレージョ」です。

ポルトガル伝統の装飾タイルでとても綺麗でした。

 

 

 

 

♡私が伝えたいこと 

 


不登校の子どもは、
弱いから動けないのではなく
守る力が強すぎて動けなくなっていることがとても多いです。

 

 


だからこそ

親の役割は、
 無理に動かすことではなく
 安心して動ける状態を整えることです。

 

 

 

本当に本当に苦しいと思いますが

親が先に元気になることが子どもの回復につながります。

(経験者は語る)

 

 

お気軽にご相談くださいね。

応援しています!