今日の江戸川学園取手をもって、我が家が想定している試験はすべて終わりです。

最近、江戸取の第3回目はすごい倍率になる傾向があり、

昔、某塾(非受験系)で江戸取りは3回受ければ

基本入学できますと言われたのが懐かしいです。
(スライドのせいで、見かけ倍率がほぼ1倍になっていたから。ただの勘違いです。)

 

今年の第3回、今までにないことが起こりました。

なんと、東大も医科も難関も、合格最低点がほぼ同一。(医科のみ1点高い。)

すなわち、なんとスライド合格なし。

226点取れてれば、希望のコースへ入学してください、というテストでした。

ここまでくると、選抜クラスの存在意義って?と思ってしまいます。

(学園側は、あくまでもコースごとの特徴しか言ってないので、

選抜と言ってるわけではありませんが。)

 

これ、結果偏差値で言ったら、最終回は全コース同じにしないと辻褄が合いませんよね。

受験者平均は東大、医科、難関の順でいつも通りの差がついているので、

コースごとに受験者レベルの差はいつも通りあったのですが、スライドなしは本当にびっくりです。

江戸取になると、大手よりもむしろ市進のほうがデータ的には強いですかね?

第2回が一番汲みやすく、第3回は難化する予想はドンピシャだったと判断できます。

 

特待基準はAが259点、Bが258点から249点以上というのが公表データから読み取れますので、

来年以降の受験生、第3回で見たらこの点数で特待ですよ、というのは分かると思います。

 

さらに踏み込むと、東大コースの特待合格者3人は

適正型・第1回試験では難関大基準合格、第2回で2名が東大合格、1名がスライド合格しています。

適正型や第1回試験で東大コースに受かる学力があれば、最終的に特待合格を狙えると言えますかね?
特待狙い再受験組の結果を追わないと、正誤判断できませんが、さすがにしません。

 

特待A(第3回試験の最高得点者)も第2回試験では医科通常合格のようです。

特待を狙っての再受験は、それまでに東大・医科に合格している子なら十分狙えると言える?

これも理論としては乱暴なので、聞き流してください。

 

難関コース合格者はなんと、52人に対して3人のみの超狭き門。

3人中2人は初合格ではないので、実質合格は1人のみです!
(ただし、再受験を抜かないといけないので、受験者は51人ではなくなりますが。)

 

少し東大と医科の合格者を減らし、その分スライドで難関合格者を出したほうが、

後々好都合(難関からクラスアップのモチベーションや、コース毎の差を付ける)では?と思うのですが、

学園なりの狙いがあると思うので、ただの野次馬には分かりません。