体験談５ 父が肝臓ガンになる

千葉道学院です

体験談シリーズ４ を掲載します


【中学登校拒否を越えて大学進学まで
～人生が変わる気のトレーニング～】


千葉道学院　主任　三木清歌




父が肝臓ガンに・・

父は私が生まれたときにB型肝炎を

発病し、そこからガンとなって

しまったのです。

父が入院をし、がらんと静かな部屋

で母と二人寝ているとき、
もう夜中を回っていたと思います。

暗闇の中、母がポツリとつぶやき

ました。

「お母さん、もう何もしたくないわ。

清歌ももう一生、学校いかんでええよ」

その言葉が「もう死にたい」と言って

いるように聞こえ布団の中で泣きじゃ

くったのを今でも覚えています。

父の手術はなんとか成功しました。

でもお医者さんからはいつ再発しても

おかしくないといわれていました。

母はそれからずっとその恐怖と戦って

いたのではないかと思います。

「横で寝ていても、消えていなくなって

しまいそうなんです。」

その後の洗心術でそう質問していること

もありました。


学校に行きたい、けど怖くて行けない・・そして、大学進学へ




父の病気のこともあり私はこのままでは

だめだと思い学校に行く決心をしました。

でもいざ中学校の校舎を見ると足がすく

むのです。

まるで校舎に自分が食べられてしまうよ

うな、本当に恐怖でした。

そしてまだまだ弱かった私は２日間くら

い友達に連れられて学校に行ったのち、

また学校に行かなくなりました。

学校に行ってみんなのようなりたい。

でも怖くて学校にいけない。

そんな日々が何か月間か続きました。
道場に通うことは相変わらず頻繁には

できませんでしたがTAOや大先生の本は

欠かさず読んでいました。

そしてそこにはこう書いてありました。

「人生は楽しい」

私は
「勉強ができなくてもいい、人並みにいろんなことできなくてもいい。
ただ学校へ行って自分が楽しいと思えたらそれでいい。」

と大先生の言葉を胸に学校へ行く決意をしました。


・・・続く



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前回の体験談は【体験談１】【体験談２】【体験談３】【体験談４】


早島妙聴副学長　～タオを学ぶ　人生が変わるコラム～
【生きるタオ】【TAOの言葉】



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