千葉県には、三つの国分寺があります。
下総国分寺(市川市)
上総国分寺(市原市)
安房国分寺(館山市)
天平13年(741年)、聖武天皇は、全国に
国分寺、国分尼寺建立の詔を発しました。
国分寺 (金光明四天王護国之寺)
国分尼寺 (法華滅罪之寺)
下総国分寺の南大門は、朱色が鮮やかです。
歩いて数分先に国分尼寺跡公園があります。
上総国分寺は、国分尼寺跡に隣接して展示館があり、
尼寺跡公園に回廊が復元されています。
上総国分寺は、文化会館の先に位置しています。
安房国分寺は、国分寺建立の詔が出された741年に
上総に合併され、その16年後の天平宝字元年(757年)に
再び設置されたようです。
正門の左には、万石騒動(厳しい年貢取立てに対する百姓一揆)
で犠牲となった三義民のお墓があります。
三ヶ所とも、駅から離れているので、車での訪問を
お勧めいたします。