昨日はハードオフエコスタジアム新潟で行われたオイシックス新潟アルビレックスBCvs千葉ロッテマリーンズの試合へ参戦してきました。

 

 

 

こちらが開場した2009年にBCリーグ新潟vs信濃の試合に参戦したことがあるのでわたくしは15年ぶりで、妻は初めてでした。久しぶりに来ましたが、本当に立派なスタジアムですよね。

 

 

同じ敷地内にはデンカビッグスワンスタジアムがあります。この日はちょうど、アルビレックスレディースの試合が行われていて、ビッグスワンからも歓声が聞こえましたね。

 

 

オイシックスにはNPBでプレーしていた選手が多く在籍していますが、その筆頭格は陽岱鋼でしょうか。ジャイアンツを退団後は海外でプレーしていましたが、2月上旬に入団が発表された時は驚きましたね。

 

 

高山俊も昨年、タイガースを戦力外となって入団しました。野手だと他に中山翔太(元スワローズ)、田中俊太(元ベイスターズ)といったあたりが在籍しています。

 

 

小西慶治は昨年まで地元の信濃グランセローズでプレーしていましたが、ドラフト会議で指名されなかったこともあり、退団して今季からオイシックスに加わりました。

 

 

 

この日は8番サードでスタメン起用され、1安打1打点と結果を残していましたね。バッティングは良いものを持っているだけに、さらに成長して今季こそドラフト会議で指名されてもらいたいと思います。他に内野手の永澤蓮士と投手の牧野憲伸も信濃から入団しましたが、この日は出番はありませんでした。

 

 

昨年からマリーンズファームを率いているのはサブロー監督。

 

 

 

“監督”というのは未だに違和感がありますが(笑)、現役時代はわたくしが一番好きな選手でしたし、こうやって現場に戻って来てくれたのは嬉しいですね。

 

 

昨年現役を引退し、今季から二軍内野守備兼走塁担当となった三木コーチ。

 

 

 

まだまだ現役でいけそうです(笑)。伊志嶺コーチや根元コーチなども最初はそうでしたが、これからどんどんコーチの風格が出てくるんでしょうね。

 

 

この日のスタメンです。一軍で実績のある選手から今季入団した育成選手まで、幅広いメンバー構成となっています。

 

 

オイシックスの先発は薮田。カープ優勝時には先発の柱として活躍してましたが、ストレートが速いイメージが強いです。この日の最速は150キロほどでしたが、変化球も含めて他のピッチャーと比べると、レベルが違うなと思いましたね。

 

 

マリーンズは初回、二死1・2塁のチャンスを作り、バッターは上田。

 

 

 

現地でプレーを観るのは初めてだったので、個人的に一番楽しみにしていましたが、ライト前ヒットを放ち、1点を先制します。

 

 

先発は河村でした。4回を投げて1失点。手術してリハビリを頑張り、今季は育成から支配下復帰が目標だと思いますが、もう少し時間はかかりそうです。焦らずにやってもらいたいですし、少しずつ階段を上っているなと感じました。

 

 

 

2020~22年は、コロナ禍もあってマリーンズの試合には一度も行けていなかったので、河村のプレーを観るのが初めてだったんですよね。それどころか、高部や松川、この後に登板した廣畑や八木といったあたりも(ファン感で見たことはあっても)プレー自体は初めてだったんですよね。ファームに至っては2019年6月以来の参戦でしたから・・・。

 

 

3回表には二死1・3塁から寺地がレフト前ヒットを放ち、2-1となります。

 

 

 

今季入団した18歳ですが、寺地のバッティング、良いですね。力強さよりも上手さを感じましたが、これからがものすごく楽しみです。キャッチャーとしても頑張っていますし、松川もうかうかしていられないかと思うくらいのポテンシャルを感じました。

 

 

5回からは廣畑が二番手としてマウンドに上がります。廣畑といえば、このダイナミックなフォームですよね。ライナー性の当たりを多く打たれ、危なっかしさはありましたが2イニングは無失点ピッチング。

 

 

 

7回表に池田が犠牲フライを放って3-2としますが、その裏に廣畑が乱れて2点を失い、3-4となってしまいました。

 

 

8回表、オイシックスのマウンドには元バファローズ吉田一将。その前の回は途中から元ベイスターズ三上朋也が投げていたので、NPBで実績のある豪華なリレーを観ることが出来ましたね。

 

 

先頭の上田がフォアボールで出塁し、続く寺地がレフト前ヒットを放ちますが、相手選手がファンブルしている間に上田が一気にホームイン。4-4の同点に追いつきます。

 

 

一死2塁となった場面で、代打で菅野が登場。

 

 

 

背番号が31に1が付いてしまいました・・・彼もまた怪我から支配下選手復帰を目指しますが、結果はライトフライ。小柄ですが菅野のバッティングは魅力がありますし、まだまだ頑張ってもらいたいですね。

 

 

8回裏は東妻が無失点に抑え、9回裏は吉田凌がマウンドに上がります。

 

 

 

バファローズを戦力外となり、今季から育成契約でマリーンズに入団しましたが、昨年も一軍で19試合登板していますし、投げていた球自体は悪くなかったと思いました。一軍は中継ぎ陣で苦しんでいますし、まずは支配下登録され、昨年の澤田のような救世主となってもらえたら・・・。

 

 

4-4のまま延長戦に突入。10回表にマリーンズは上田がフォアボールで出塁し、途中出場の松川が送りバント。一瞬、キャッチャーに捕られるかなと思いましたが、何とか決めてくれました(汗)。

 

 

 

続く井上もライト前ヒットで繋ぎ、勝又に代わって途中からショートに入った松石はショートゴロ・・・しかし、相手のフィルダースチョイスを誘い、5-4と再逆転します。松石はショートの守備がめちゃめちゃ上手いなと感じました。バッティングに課題はありそうですが、面白い存在だなと思いましたね。

 

 

一死1・3塁から平沢がスクイズを決めて6-4とリードを広げました。

 

 

その裏は八木が登板。一軍では結果を残せずにファーム降格となりましたが、投げている球自体は良かったと思います。

 

 

オイシックスはこの回の先頭打者として代打で稲葉が登場。

 

 

 

BCリーグが創設した2007年からチームに在籍する39歳のレジェンドが打席に入ると大きな歓声が上がりましたね。もちろんわたくしも知っていますし、このような形でNPBのファームでプレーすることになるとは思いませんでした。稲葉にはチーム関係なく、これからも頑張ってもらいたいです。

 

 

八木が無失点に抑え、そのまま6-4でマリーンズが勝ちました。

 

 

この日は登板がありませんでしたが、坂本も遠征には帯同していましたね。

 

 

 

一軍の中継ぎの台所事情が苦しいだけに、坂本には早く戻ってきてもらいたいですが・・・。

 

 

試合後は、内野手、外野手、投手&捕手の3グループに分かれてミーティングが行われていました。

 

 

 

江村コーチも三木コーチ同様、現役感がまだ強く残っていますが、愛されキャラのコーチなので現役時代のようにはイジってはいけませんね(笑)。

 

 

ミーティング終了後、寺地はサブロー監督とスコアボードを見ながら数分間アドバイスをされていました。

 

 

 

バッティングでは結果を残しましたが、キャッチャーなので、おそらくディフェンスの部分で話があったのでしょう。個別でのアドバイス、これもサブロー監督の期待の表れなんだなと感じました。

 

 

得点のわりに試合はサクサクと進んで、2時間半で終わるんじゃないかと思いましたが、延長戦に入ったため、試合時間は3時間10分でした。

 

 

 

シーソーゲームでストレスも溜まる試合でしたが、新潟まで行って負けでは帰りの足取りも重かったので、まずは勝てて良かったです。何より、期待値が高い若手選手のプレーを実際に観ることが出来て、一軍の試合とは違った楽しみ方が出来ました。