長野県にある市町村を一つずつ紹介していきます。
今回は北安曇郡松川村です。
【松川村】
●人口…9477人
●面積…47.0k㎡
●村の花…レンゲツツジ
●村の木…アカマツ
長野県中部に位置し、北アルプスの麓にある自然豊かな村です。
村のシンボル的存在なのが有明山ですが、その麓にあるのが馬羅尾高原。
近くを流れる芦間川の清流に恵まれ、森林浴を楽しめる散策路が整備されいます。キャンプ場や運動広場などもあるので、地元の方や観光客の利用が多いスポットです。また、雨引山への登山道入口にもなっていて、約2時間で山頂まで行くことが出来ます。
国営アルプスあづみの公園は、堀金・穂高地区と大町・松川地区に分かれていますが、大町・松川地区は村の北西部に位置しています。
広大な敷地内では数々の体験ゾーンやレクレーションが満喫でき、空中回廊は公園のシンボル的な存在となっています。夏に開催されるイルミネーションも人気となっていますね。
安曇野ちひろ美術館は、画家や絵本作家のいわさきちひろと縁があるということで、1997年に村営公園内に開館しました。
世界最大規模の絵本美術館とも言われており、黒柳徹子が館長を務めていることでも知られています。
観松院という寺院には、飛鳥時代に製作されて長野県最古と言われている仏像があり、1982年には国の重要文化財にも指定されました。
松川村はすずむしが有名ですが、すずむしをモチーフとしたりん太とリンリンがマスコットキャラクターとなっています。
他にも、日帰り温泉や宿泊施設であるすずむし荘、村のブランド米である鈴ひかり、村内産原料を使った鈴おはぎといったものがあり、村にはすずむし保護条例というものも存在しており、村を上げてすずむしをPRしています。
リンゴ、ブルーベリー、イチゴなどの果物の栽培も盛んな土地で、果物狩りが楽しめるスポットもいくつかあります。
かぼちゃやま農場では1~6月までイチゴ狩りが楽しめ、イチゴがまるごと乗ったソフトクリームも人気です。
ナカヤマ菓子舗は地元の方の間では人気の老舗菓子店。
特に甘めの生地と具だくさんな蒸したタイプのおやきが人気ですね。
面積はそれほど広くありませんが、人口も増加を続け、魅力たっぷりの松川村。機会があったら是非訪れていただきたい場所です。