長野県にある市町村を一つずつ紹介していきます。

 

 

 

今回は下伊那郡高森町です。

 

 

 

【高森町】
●人口…12614人
●面積…45.36k㎡
●町の花…やまぶき

●町の木…キンモクセイ、柿

 

 

 

長野県南部に位置し、南アルプスと中央アルプスに挟まれた自然豊かな町です。

 

 

町の東に南アルプス、西に中央アルプスがあり、中央を天竜川が流れています。

 

 

 

川に沿うような形で国道153号線やJR飯田線が走っています。農業や林業が中心の町かと思いきや、天竜川近くに下市田工業団地があり、本社や工場を構える企業が多いのが特徴ですね。

 

 

天竜川ではカヌーが盛んで、毎年8月には全国大会も開催されています。

 

 

町内にある瑠璃寺は1112年創建という歴史があるお寺で、木造薬師如来及び両脇侍像は国の重要文化財に指定されていることで有名です。

 

 

 

瑠璃寺でもう一つ有名なのが獅子舞。長野県民族無形文化財に指定されており、長野冬季オリンピックの開会式でこちらの獅子舞が披露されていたことは有名な話です。

 

 

お寺から奥に入った所にある不動滝も観光スポットの一つ。

 

 

 

高さ50m、幅10mの滝は壮大で、季節によって違う景色を楽しませてくれるので、四季を問わず多くの方が訪れています。

 

 

春は桜を楽しめる場所も多いですが、意外なスポットとして知られているのが高森南小学校です。

 

 

 

“日本一の学校桜”とも言われ、校庭を囲むように咲くソメイヨシノは圧巻だそうですね。

 

 

特産品として有名なのが市田柿。

 

 

 

全国に知られるブランド柿ですが、傾斜が多く、果物の栽培に適している高森町の地形を活かし、町内の至る所で栽培していますね。

 

 

東西は南アルプスと中央アルプスに囲まれ、中央に天竜川が流れるという地形であるため、高低差が多い土地柄ですが、高台からの眺めは素晴らしいものがあります。

 

 

 

毎年8月には市田灯篭流し花火大会がありますが、川を流す灯篭と花火が両方楽しめるのが魅力。そして、高台から見える花火も素晴らしいことで知られています。

 

 

 

観光資源が多く、魅力がたっぷりの高森町。是非一度訪れていただきたい町です。