前記事の続きです。

 

 

 

木島平村のお隣にあるのが飯山市。昨年5月に菜の花祭りへ訪れて以来、9か月ぶりに飯山市へ行って来ました。

 

 

 

長野県には77市町村ありますが、住んでいる松本市を除くと、妻のお気に入り市町村ベスト3に飯山市は入っており、飯山市を気に入ってしまったようです(笑)。

 

 

今回の目的は、1月20日から2月26日まで期間限定で営業しているかまくらの里。その中にあるレストランです。

 

 

 

新型コロナウィルス感染拡大もあり、我が家は一昨年、昨年と2年連続で行くのを見合わせました。今までに行ったことが無く、ずっと行きたかったので、3年越しの希望が叶った形です。

 

 

会場から300m離れたところに駐車場がありますが、道路以外は雪でいっぱい・・・と言いたいところですが、例年に比べて雪はかなり少なかったです。路肩が2m以上の雪の壁になっていることも珍しくない場所ですからね。

 

 

こちらがかまくらの里。

 

 

 

このアーチをくぐると・・・

 

 

全部で25基のかまくらが並んでおり、その光景は圧巻です。松本で生まれ育ったわたくしでさえ、これだけかまくらが並んでいるのは見たことがありません。

 

 

 

先週放送されたローカル番組土曜はこれダネッ!で、ゲストのなすなかにしもこの場所を訪れていました。かまくらは平均年齢72~73歳の地元の有志たちが作ったもので、頭が下がります。

 

 

かまくら神社なるものもありました。

 

 

レストランなので、この中でお食事をいただきます。

 

 

 

昼の部と夜の部がありますが、ライトアップする夜はやはり人気があって枠が埋まってしまったので、今回は昼を予約。

 

 

中には中央にテーブルとカセットコンロ、テーブルを囲むようにイスがあります。

 

 

 

子供がいると人数が変わってきますが、大人でも5~6人は入れるので、思ったより中は広かったですね。感染対策で中央には通気口もありました。

 

 

メインはのろし鍋。

 

 

 

飯山産ブランドポークであるみゆきポーク、伝統野菜の常盤ごぼうと坂井芋(里芋)、地元産の白菜、大根、にんじん、菜の花、しめじ、えのき茸、そして存在感のあるじゃがまるくん(蒸かしたじゃがいもを潰し、でんぷんで練ったもの)と地元産食材が盛りだくさん。

 

 

 

ベースとなるスープは、かつおベースの味噌仕立て。たくさんの食材からの味がしっかり出ているので、上品でめちゃめちゃ美味しい味になっていましたね。みゆきポークの柔らかさと脂身の甘さ、太くても柔らかい常盤ごぼう、じゃがまるくんは特に印象に残りました。

 

 

鍋の他に、飯山産コシヒカリ特Aランクのお米を使ったおにぎり(1人1個)、野沢菜漬が付いて4100円(夜は4600円)。料金はお高めですけど、料金に見合う、それ以上の満足度がありましたね。

 

 

入口付近には3つほどお店も出ているので、そちらのフードもいただくことが出来ます。

 

 

鍋の後に、焼き鳥とお汁粉。

 

 

 

こちらは至って普通のお味でしたが(笑)、お腹も心も満たされました。

 

 

我が家は買いませんでしたが、やきいもではなく“やきえも”

 

 

 

これは飯山の方言なのかな!?

 

 

レストラン以外にも、かまくらの里では雪でいろいろな遊びをすることができ、普段は乗ることが出来ない雪上車を体験したり・・・

 

 

スノーラフティングも出来ます。最初はそれほどのスピードではないんですが、途中から加速していくと結構なスピードが出ているように見えましたし、乗っている子供たちは楽しそうでした。そり遊び、雪合戦なんかも自由にできますし、食事以外の目的で訪れている家族連れも多かったように思えます。

 

 

 

初めて訪れたかまくらの里(レストラン)ですが、また行きたいと思いますし、今度は夜に行ってみたいですね。

 

 

余談ですが、かまくら近くに並んでいた4つの小さな雪だるま。

 

 

 

おそらく、こちらを訪れた家族が作ったんでしょうけど、ほっこりした気持ちになりました。