ルートインBCリーグが今月から始まり、昨日が信濃グランセローズの開幕戦。引き分けで今日が開幕2試合目。
地元の松本市野球場で開催されました。
松本市野球場は昨年1年間かけて改修工事が行われていたため、グランセローズの試合が開催されるのは2年ぶり。
全体的には大きく変わっているように見えませんが、いくつか変わっている所がありました。最初に気づいたのは、スコアボードでしたね。
こちらが2019年までのスコアボードです。
それが・・・
文字が大きく、はっきり変わっているのが分かりましたね。
プロ野球公式戦では使われていましたが、BCリーグの試合では使われていなかったスピードガンの表示。こちらも使われていましたし、ありがたいと妻は言っていましたね。
1年間かけて改修した最大の目的は、壁や床などの雨漏り工事でしたが、スタンドの床もきれいになっていました。他にも天然芝の全面張り替えも行われ、今年は組まれませんでしたが、2017年以来となるプロ野球一軍公式戦開催となればいいなと思いますね。
例年だと4月中旬ならば、外野スタンド後方の桜並木が満開になっていることが多いですが、今年は先週に見頃となってしまい、ピークを過ぎて散り始めていました。ちょっと残念でしたね。
前置きが長くなりましたが、試合について書きたいと思います。
就任3年目となる柳沢裕一監督。
リーグ3連覇をかけて戦うシーズンですが、特に野手陣は大幅な戦力ダウンがあり、その手腕が期待されます。まずは監督の地元である松本市で今季初勝利となるか!?
グランセローズの先発は宮野。
今季から背番号が18に変更となり、エースとしての活躍が期待されます。初回はまずまずの立ち上がりで、変化球のキレが良かったですね。
打線は初回に1番古屋がフォアボールで出塁し、続く澤端が3塁側にセフティー気味のバントをしてセーフとなり、無死1・2塁のチャンスを作ります。
3番井上が送りバントを決めて、一死2・3塁のチャンスを作りますが、4番ウレーニャ、5番小西が凡退して無得点。
2回裏も先頭のキャプテン新井がレフト前ヒットで出塁しますが、2人のランナーを返せず得点を奪えません。
これだけランナーを出しながら得点を奪えない状況もあり、先発宮野もリズムが悪くなり、ピンチが増えてきました。3回裏にグランセローズは押し出しフォアボール、押し出しデッドボール、9番岩田のヒットで3点を先制しますが、あまり喜びを感じない得点の入り方でしたね。
13時試合開始でしたが、5回裏終了まで2時間半を要し、スコアも6-5とダラダラな展開に・・・。ここから先については割愛させていただきます。
最終的には・・・
6-10で敗れ、今季初勝利とはなりませんでした。
最初は今季の野手陣の心配をしていたわたくしですが、むしろ投手陣の方が心配になってきましたね。先発宮野の後に投げた八幡は大誤算でした。吉原と佐々木はまずまずでしたが、全体的にレベルアップが必要です。
グランセローズでは、キャプテン新井仁盛と、新加入で5番を打った小西慶治のバッティングは魅力的だなと思います。
もう少し強く振れるようになると、昨年育成ドラフトで東京ヤクルトスワローズに入団した赤羽由鉱のようになれるかなと感じました。
一方、対戦相手の群馬ダイヤモンドペガサスでは中継ぎの2人が素晴らしい球を投げるなと感じましたね。
5番手で投げた園田彪は最高148キロで、140キロ後半が多く出ていました。球が重く、バットをへし折る場面もありました。
その後に投げた森祐樹も同様に、140キロ後半を連発していて、三振が奪えるピッチャーだなと感じました。
マリーンズのピッチャーに例えるならば、園田は有吉優樹、森は東妻勇輔かな。
個人的には2人とも今年のドラフトで指名されてもおかしくない素材だなと感じましたし、敵ながら期待しています。試合がグダグダだっただけに、後半は選手一人一人をじっくり観れましたね(笑)。
試合が終わったのは、約4時間後の17時06分。信濃グランセローズが負けただけでなく、わたくしが応援する千葉ロッテマリーンズ、FC町田ゼルビア、信州ブレイブウォリアーズ全てが敗れるという最悪な一日・・・気分的には一日で0勝4敗だった感じです(涙)。