日本人は元々、目に見えないものを大切にし、全てに神が宿っていると考えたり、八百万の神という考え方をしていました。
自然と共存共栄し、敬い感謝の心を大切にしてきました。
おかげさま、ありがとう(ありがたい)、いただきます、ごちそうさま、もったいない、…
日本人にしか分からない感覚、価値観が受け継がれてきました。
日本は元々神道でした。
日本独自の世界観がありました。
日本に元々神道(神社仏閣と言った建物を持たない) を、古神道(古くからあるものと新しいものと2種類あります)と言います。
形の美しい山に神々が降りてくるとされ、そこには奥宮があったり、山自体をご神体としたり、岩を磐座として祀ったりしています。
神社は後から、拝礼のために作られました。
本来神様はお社を作ってそこにおさまっていただくものでなく、昔の人達は波動の高い場所を分かっていて、神霊を迎える場(斎庭)を祭り毎に作っていました。
日本人は本来目に見えないものを感じ、敬い、調和(人・自然・宇宙)を大切にする民族です。
生まれてからのことを振り返ると、
・この世に生を受けることを許可してくれ、生かしてくださって
・命を繋ぐため、水や空気や食べ物といったものを与えてくれ
・太陽(光)、月や星(夜)を与えてくれ
・休む間もなく私たちを見守りサポートしてくれ
・人や場所とのご縁を繋いで与えてくれ
・私たちが日常で排出する呼吸やエネルギーや排泄物等を浄化してくれ
・私たちを癒し、エネルギーや生きるパワーを与えてくれ
・お祝い毎に一緒に喜んでくれ
・私たちが住むことを赦し与えてくれ
…
挙げればきりがないくらい、たくさんのものを与え、私たちが水や空気を汚したり命や食べ物を粗末にしたり、感謝することなく我が物顔で生きていたり、当たり前と思っていても、その度に怒ったりすることなく許容してくださっていました。
目に見えないもの(神仏、ご先祖さん、自然、命、地球エネルギー、宇宙エネルギー)に対して、私たちはどれだけ恩恵を受けてきたか、感謝するどころか傷めつけたり軽視したり、神社仏閣では自己都合のお願いをしてきたでしょうか。
霊気の中でも古神道の技法を取り入れたものがでてくるので、最近古神道に興味を持って本を読んでいます。
日本人の感性、生き方、在り方、風習といったものが感じられ、とても奥深いところに響く感覚があります。
現代霊気になぜ、サムシンググレートという言葉や古神道の技法が出てくるのか?
それは伝統霊気の中で受け継がれてきた霊気の技法や宇宙観、古来日本人の感覚や感性を取り戻し、自分に霊気を深く染み渡らせ受け取るためなのかなと感じています。
現代霊気も、海外に出ると考え方や実践方法が西洋レイキ寄りになったり、その土地や民族の文化や価値観が自ずと入るようになります。
現代霊気は日本人に凄くしっくり来るものであり(他の霊気が良いとか悪いとかでなく、日本人でなければというわけでもなく)、日本人としての本来の生き方や感性を取り戻すのにとても意味のあるものなのだと、改めて感じます😌✨
霊気は数年、十年、二十年といった期間で極められるものでなく、それは宇宙と繋がるものなので、生きている限り永遠に続いていく道なのだと思います🌿