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オーストラリアってめっちゃ物価高いのよ。
知ってると思うけど。
くっそ高いのよ。
ご飯もそんな美味しくないし。
今私が住んでるとこファームしか売りないのに特に地産地消の意識もなく、産直野菜とかも全くなくて野菜も果物も全く美味しくない。
肉も熊本で買うオーストラリア産の肉の方が100倍柔らかいし。
だいたい肉も野菜も高すぎんだよ!!!!
ジンバブエの野菜や肉の方がうまうまだよ!!!!!
まあ、もう食の愚痴は話し始めたらキリないからここらでw
とりあえず物価が高いってことを伝えたかったのよ。
それがさ、オポチュニティショップってとこではなんでも破格で物が手に入るのよ。
食は売ってないんだけどさ。
基本、服やら食器やら服やらだねwwww
オポチュニティショップは通称略してオプショックと呼ばれているんだけど、日本のリサイクルショップみたいな感じで、いらなくなったものをオプショップに持っていくとタダで引き取ってくれてそれが格安でお店に並ぶと。
服が圧倒的に多いけど、子供服もあるし、食器、本、靴、バック、ベットシーツ等、まあなんでもあるよ。
してオプショップはオーストラリア中にあるらしい。
スワンヒルはちっさい街だけど街中に5つものオプショップがある。
赤十字オプショップとサルベーションアーミーオプショップとホスピタルオプショップとVinniesオプショップと私が行ってるカラセルオプショップ。
オプショップのスタッフはだいたいボランティアだから年金暮らしのお年寄りが暇つぶしにやってるんが大多数だけど、中には生活保護受給者が社会復帰するためにオプショップでワンクッションおいてって人もいるよう。
だからか、私が働き始めた時センターリンクから来てんの?って質問されて は? ってなったんよね。
なんて失礼な!!!
私がなぜオプショップで働き始めたかというと、オーストラリアってなんでも経験重視だから何かオーストラリアに貢献してまっせ~っていうのを証明しときたかったん。
レジメ配りまくってインターンさせてくれって言ってもなんも返事もなかったしさ、とりあえずなんか始めないとって感じで。。。
コミュニティに入るとまた新しいコネクションができて次に繋がるのではと思い!
でも、いざオプショップで働くぞ!と決めて店をまわって見ると、ボランティアとは言え結構大変だった。
サルベーションアーミーオプショップは提出資料にワーキング ウィズ チルドレン チェックと警察証明とかなりの書類!!!
ホスピタルオプショップは書類はそんなだったけど働き手がすでに結構いるようでなかなかシフトをもらえないと言われるし。
オプショップ一つにしても色々調査が必要。。。
カラセルオプショップはネイバーフッドハウスという日本でいう公民館が運営しているのだけれども、申し込みに行ったらワーキング ウィズ チルドレン チェックと簡単な申込書にちょろっと書くだけでOKだったし、人手が足りないからいつでも入れると言われたのですぐに申し込んだ。
したら本当にすぐに電話かかってきて『火曜の13時にきて~』と言われ担当することになった。
今日までに4回行ったけど、なんか昔のタバコ屋のおばちゃんみたいなwwww
いや、、、、魔女の宅急便でパン屋のカウンターでキキが頬つえついて客来ないかね~ってやってる感じ!!!wwww
うん、かなり暇。。。
でもオプショップマニアのおばちゃんがいて、早速私の顔を覚えてくれた。
『あなた、私がこの前ブーツ買った時いたわよね!!』っと。
そのおばさんは、この着てる服も靴も全部!家のクローゼット全部オプショップ!!!!!ってドヤ顔で言うから私は思わず噴き出しそうでしたわwwww
10~13時、13~16時で基本2人づつ担当するんだけど、みんな感じの良いおばあちゃんで楽しくやってる。
服がいっぱい入った重い袋を運んだげると喜ぶww
してティータイムには紅茶とビスケットだしwww
服に値段つけるのも似た服3ドルだから3ドルでいっか~って感じで適当。
服アイロンかけたり、床そうじでローラーゴロゴロしたり。
学生の時ショップ店員してみたかったからいいよ~www
可愛らしく いらっしゃいませ~ とか言わんでいいし。
ただいまセール中でーす!って叫ばんでいいしねwww
うん。オプショップ良いよ。私は買わんけどwww
日本帰った時に送った荷物がやっと届いたー!!!船便で2ヶ月でした~。
ジンバブエに送った時は3ヶ月で届いたのと6ヶ月かかって届いたのあって、6ヶ月後のやつとか送ったこと忘れかけてた!笑
オーストラリアは船便で1~2ヶ月ですかねって言われたんだけど、2ヶ月だったよ!!!
ま、無事届いてよかった!!!で、届いた楽譜見てたら飛翔があって思い出した話を書いてみる。
中学3年生だった時、コンクールの課題曲練習してたんだけど、練習しても練習しても弾けないとこがあって、私のお母さんピアノやってるから『もおーここできなーーーーーい!!!!』ってブチ切れながら言ったのさ。
この曲のここんとこ100回練習しても弾けない。
テンポ通り弾いてこの音のとこだけちょっと間を持って音を外さないように取るか
テンポ通り弾いてこの音外しても気にせず弾き続けるか
いづれにしてもCDのようには弾けない。と。
で、お母さんに説明しながら何回か弾いて見せたん。
『ここで左手がめっちゃ飛ぶからその前にそこに移動しないといけないけど、直前までこの音弾いてるから移動する時間がなくて重要な左手の音を外してしまう。でも直前まで弾いてる音も旋律で重要だから適当に弾けない!左手のジャンプを素早く正確にできるように何回も練習したけど100%的中するようにならん!!!!!』と。
で、お母さんはしばらく楽譜を見て「この前の音を右手で弾けないの?」って言ったの。
。。。。ほお。
『なになに。。。。』っと言われるまま、直前まで左手で弾いていた音を右手で取るようにして練習し始める。
し!た!ら!
10回くらい弾いただけで今まで外しまくってた左手が100%なんの違和感もなく弾けるようになったの!!!!!
その時の私はそれにめっちゃ感動してたんだけど、全部スラスラ弾けるようになったらそんなこと忘れちまってたんよ。笑
それがコンクール当日。
課題曲は数曲あってシューマンの飛翔を選んだ人は10人だった。
私の演奏順番は一番最後だったからみんなの演奏を聴かないといかんかったんだけどさ
聴いてびっくり!
みんなあの飛ぶとこ100%弾けてないの!!!!!
直前の音を外しながら弾くか、ちょっと間を作って弾くか。
その時私は知った。
ただがむしゃらに何時間練習したって弾けるようになるわけではないと。
頭を使ってそのできない原因を分析して、できるようになる練習をしないといつまでも弾けないのだと。
そのコンクール、もちろんその課題曲を弾いて受かったのは私だけだった。
本当に忘れられない出来事だった。
たぶんそれは全ての事柄に当てはまるんだろう。
頭を使うんだ!!!!!チアキ!!!!!!