3度目V貴景勝「結婚してから初めての優勝なのでうれしい。義理の父を超えられた」 | チェンマイにロングステイして

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穏やかに流れる時間や自然の多さが気に入り2012年6月にチェンマイに来ました。

 

立ち会いで貴景勝(右)を果敢に攻める琴勝峰(撮影・狩俣裕三)琴勝峰(右)をすくい投げで破り、優勝を決める貴景勝(撮影・狩俣裕三)琴勝峰(後方)をすくい投げで破り優勝を決めた貴景勝(撮影・足立雅史)琴勝峰(右)をすくい投げで破り、優勝を決める貴景勝(撮影・狩俣裕三)琴勝峰(左)をすくい投げで破り優勝を決めた貴景勝(撮影・足立雅史)琴勝峰をすくい投げで破り優勝を決めた貴景勝は大量の懸賞を手にする

<大相撲初場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館


出場力士最高位の「1人大関」として場所を守り抜いた貴景勝(26=常盤山)が20年11月場所以来となる3度目の優勝を飾った。
埼玉栄高の後輩、琴勝峰と3敗で並んだ相星決戦。立ち合いで突き放してから、圧力をかけながら左を差し、すかさずのすくい投げで勝負を決めた。

優勝決定後、館内インタビューで喜びを語った。

-賜杯の感触は
貴景勝 結婚してから初めての優勝なのでうれしいです。(賜杯から遠ざかっていた期間)調整に失敗したり、星が足りなかった。悔しい思いをしていたのが報われました。 

-土俵では
貴景勝 土俵に上がったら自分が闘うしかない。でもそこにはいろんな人の支えがあると思って土俵に上がった。

-高校の後輩と相星決戦
貴景勝 高校の後輩なので勝負が終わったら来場所もあるので。後輩であっても土俵に上がったら戦いなので。

-横綱照ノ富士休場で
貴景勝 期待してもらうのはありがたいと思って土俵に上がった。大関という地位は勝たないといけない。そういう意味では辛いとか頑張らないといけないと思っていたが、だれもが上がれる地位ではないと思い頑張ってきました。15日間の勝負。
日々、精神が強い人が成績を残せる。それを切らさないようやってきた。

-来場所
貴景勝 義理の父、(元大関)北天佑関の記録(優勝回数)を超えられたのでうれしい。もっと謙虚に頑張っていきたい。


大相撲初場所 十両優勝の朝乃山は14勝1敗「まだ通過点」


朝乃山は、6場所出場停止の処分から復帰4場所目となる今場所、西の十両12枚目に番付を戻し、右四つの相撲を中心に白星を重ねて、14日目に十両で初めての優勝を決めました。 朝乃山は千秋楽の22日、北青鵬に勝って14勝1敗の成績で今場所を終え、「15日間相撲を取れて幸せで感謝の気持ちだ。
大相撲初場所の十両で14日目に初めての優勝を決めた、大関経験者の朝乃山が「無事に優勝できてよかったが、まだ通過点だ」と、心境を話しました。
朝乃山は千秋楽の22日、北青鵬に勝って14勝1敗の成績で今場所を終え、「15日間相撲を取れて幸せで感謝の気持ちだ。無事に優勝できてよかったが、まだ通過点だ」と心境を話しました。
場所が始まる前、力のある若手との対戦を楽しみにしていた朝乃山は、「若い関取は強かったし、相撲を取っていくたびに刺激を受けて、絶対に負けないという気持ちになった。その気持ちを忘れずにいきたい」と今場所を振り返りました。
そして来場所に向けては、「厳しい場所となると思うので、稽古して準備して挑みたい。ことしは三役を目指していきたい」と意気込みを話しました。


朝乃山のガイドライン違反
 日本相撲協会は昨年夏場所中の週刊誌報道を受け、朝乃山から事情を聴取。コロナ禍の外出禁止期間中に計10回のキャバクラ通いが判明した。一方で協会幹部の事情聴取に対して朝乃山は当初、例外として許可されていた治療のための外出と虚偽の申し立てを行い、キャバクラ通いを否定。LINEメッセージを消去するなど証拠隠滅を工作した。処分は昨年6月の理事会で決定。6場所の出場停止、6か月50%の報酬減額が課せられた。
 コンプライアンス委員会は相撲協会への答申で「無自覚で軽薄な行為は大関としての尊厳を著しく汚したとして到底許し難い。
しかも、当初は事実確認に対し『外出禁止期間中にキャバクラに行った事実はない』旨のうそを言って相撲協会による処分から逃れることばかりにきゅうきゅうとしていた。
そこには潔さといった大関に求められる品格や、責任の重大さに対する自覚がみじんも感じられない。
外出禁止期間中のキャバクラ通いへの批判よりも事実をねじ曲げようとした態度への非難が多いのは当然というべきである」と厳しく断じた。