タイ保健省は2021年7月12日午後、バンコクの建設労働者キャンプの大規模検査で、7人の労働者が同時に2つの新型コロナウイルス変異株(イギリス由来のアルファ変異株とインド由来のデルタ変異株)に感染した疑いがあるとわかったと発表しました。
医学部長のスパキット・シリラック博士によると、現在7人は症状はなく、健康を保っています。しかし同時感染の症例が増えるとハイブリッドになり、新たな変異種となる可能性があるとのことです。
建設労働者キャンプの大規模検査では、全1,737人の労働者のうち、1,327人の陽性を確認。そのうち200人以上をランダムに検査したところ、7人が2つの変異株に同時感染の疑いがあり、23.25%がアルファ変異株で、73.68%がデルタ変異株でした。