保健省疾病対策局によれば、医療従事者は中国シノバック製ワクチンの接種を2回受けているが、医療従事者が新型コロナに感染して死亡するというケースも報告されていることから、今週中に医療従事者を対象としたアストラゼネカ製ワクチンの追加接種が開始される予定だ。
死亡したのは民間病院に勤めていた看護師の女性で、4月に1回目の接種、数週間後に2回目の接種を受けたにもかかわらず、新型コロナに感染して重症化して7月1日に入院、10日に死亡したとのことだ。
同局のソポン副局長は、「3回目の接種によって危険な職場で働いている医療従事者の免疫レベルを引き上げる必要がある。死亡した看護師は肥満で、これが症状悪化につながった可能性もある」と話している。