【タイ】インバウンド観光再開のプーケット、来訪外国人6人が新型コロナ陽性 教育機関2週間閉鎖 | チェンマイにロングステイして

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新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませた外国人旅行者を検疫隔離なしで受け入れるプログラムを今月1日に開始したタイ南部プーケット県で、11日までに同プログラムでプーケットを訪れた外国人のうち6人が到着時の検査で新型コロナ陽性と診断された。

 プーケットで4月1日~7月11日に報告があった新型コロナ感染者は計778人で、

7月10日は10人、11日は9人だった。

 プーケット当局はタイ国内で新型コロナの感染が拡大していることなどを受け、

7月12日から23日まで県内の教育機関を閉鎖する。

 タイ政府はタイ入国・帰国時に原則として14日間の検疫隔離を義務付けているが、インバウンド観光の復活を目指し、プーケット県限定で、新型コロナワクチンの接種が完了した外国人旅行者を検疫隔離なしで受け入れるプログラム「プーケット・サンドボックス」を開始した。対象は米国、中国、韓国、台湾、フランス、ドイツ、英国、日本など67カ国・地域からの渡航者。同プログラムでプーケットを訪れた外国人は7月10日までで3917人。

 タイ政府は同様のプログラムを、7月15日に南部スラタニ県のサムイ島、パンガン島、タオ島、9月1日に南部クラビ県(ピーピー島など)、パンガー県(カオラックなど)、北部チェンマイ県(チェンマイ市など)、東部チョンブリ県(パタヤ市など)、東北部ブリラム県(ブリラム市など)で始動する計画だ。

 ただ、国内の新型コロナ感染者は急増を続け、7月9日、10日、11日と3日続けて1日9000人を超えた。状況が深刻なバンコク首都圏では12日から、夜間外出禁止などの都市封鎖(ロックダウン)が行われる。