【タイ旅行記】12月30日(プレー→ナーン) | 東風友春ブログ

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朝起きたら昨晩夜通し降っていた雨はすでにあがっていた。

今日はナーン(Nan)への移動日である。

 

8時00分、ホテルをチェックアウト。

ホテルからバスターミナルまでの約2kmを昨日来たときと同じように歩いて行った。

 

 

8時20分、バスターミナルに到着後、バスのチケット(83B)購入。

9時00分、バスはプレーを出発、ナーン行きの車はバスというよりバンだった。

 

 

バスはナーン市街に入ると昨日のプレーと同じく渋滞に巻き込まれたが、通常のバスよりも小型のバンだったので、路肩をすり抜けるなどしながら1時間半ほどで到着する。

 

11時00分、ナーンのバスターミナルに到着。

ナーンでは、以前利用して大変満足したホテルにと考えていたが、バスターミナルからホテルまでは約2.3kmの距離がある。

どうせ乗るなら流しのソンテウにしようと大通りに出たところ、先ほどの渋滞の車列で道路が埋まっており、結局はナーンでもホテルまで歩くことにした。

 

 

11時45分「ファープレースホテル(Fah Place Hotel)」Google Mapに到着するも今夜は予約ですでに満室だった。

ちなみに明日ならまだ空室があったので、もう一度泊まりたい気持ちが強く、翌日の予約(600B)をしておいた。

 

 

11時50分、ファープレースホテルの近くにある「SPゲストハウス(S.P. Guesthouse)」Google Mapに今夜の空室の有無を確認に行く。

ちょうど退室者が出たところで、その部屋を押さえることができた。

ちなみに十年前に初めてナーンを訪れた際は、最初にSPゲストハウスに宿泊したが、翌日以降は予約が埋まってると言われ、近くの宿を探して見つけたのがファープレースホテルだった。

つまり今回は前回とは逆のパターンである。

ただし掃除中のため、チェックインは14時以降に来てほしいと言われ、とりあえず今夜の宿を確保でき一安心したので、荷物を受付に預け、ナーン観光に出かけることにした。

 

ナーン市はナーン県の県庁所在地ですが、その昔プア(Pua)郡にはワラナコン(Wara Nakhon)という町があり、そこにタイ族による小さいながらも独立した王国がありました。この王国がスコータイ王朝との結びつきを機に1368年に遷都して出来たのが現在のナーン市です。

 

 

12時10分ナーン国立博物館(Nan National Museum)Google Map見学。

通常は外国人100Bの入場料が必要なはずだが、今日が新年の連休中だからか入場無料だった。

 

 

しかも博物館やワットプーミンの周囲は大変な人出で、道路は渋滞し、当初は中国人観光客が大挙してやって来ているとばかり思っていたが、ずらっと並んだ路上駐車はバンコクナンバーの車両ばかりだった。

 

12時40分ワットプーミン(Wat Phumin)Google Map参拝。

 

 

ワットプーミンは、1596年にナーンの国主チェタブットプロミン(Chao Chetabutprohmin)によって建てられたとされる。ここの仏堂(Wiharn-Ubosot)は十字形をしており、中央にはそれぞれ四面を向くように配置されたタイでは珍しい仏像(Phra Pratan Wat Pumin)が鎮座している。また、この堂内の壁には美しい壁画が描かれていることでも有名である。

 

13時20分ワットプラタートチャーンカム(Wat Phra That Chang Kham Worawiharn)Google Map参拝。

 

 

ワットプラタートチャーンカムは、15世紀初め頃に創建されたとする古刹で、ナーンでは最も重要な寺院の一つであり、その名の通り象(Chang)を基壇に配した美しい仏塔(Phra That Chang Kham)で知られている。

 

 

境内の販売所にはプラがあったので記念に購入(29B)。

ちなみにこのプラは、この寺のウィハーンに鎮座する有名な仏像(Phra Chao Luang)を刻したものではなく、プラのトップ5(Benjapakee)の一つプラナンパヤー(Phra Nang Phaya)と呼ばれるタイプのもので、一般的には女性用のお守りとされる。

 

 

プラはタイの寺院の数少ない収入源として、今でもこうして新たに製作されているが、どちらかと言うとナンパヤー型は珍しく、しかも三角形で可愛いらしいので、ついつい買ってしまうのである。

 

 

13時30分カオソーイとコーラ(55B)にて昼食。

 

14時00分、SPゲストハウスに戻り、チェックイン(600B)。

SPゲストハウスの客室は木造で、以前利用した際は古くて薄暗い雰囲気だったが、綺麗にリフォームされて落ち着いた感じになっていた。

ちなみにSPゲストハウスの10年前の宿泊費は300B、ファープレースホテルは350Bだった。

 

 

14時30分、ファープレースホテルに行き、明日バイクレンタルできないかと聞いたら、明日は祝日のためバイク屋が閉まってるとのこと。

この近くにラーンチャウ(レンタル屋)があるから、きっとそこなら開いているかもと教えてもらう。

ここで初めて、タイではこの土日と大晦日及び元旦でただ今四連休中だということを知る。

私はてっきりタイでは大晦日は平日だろうと勝手に思い込んでいたのだ。

ともあれ、この期間は銀行も休業していて両替ができず、今ある所持金だけで何とか凌がなくてはならない。

 

16時30分、マッサージ(2時間350B)Google Map

所持金が気になったが、連日の移動の疲れを取っておきたかった。

また、スコータイの店で懲りていたので、googleマップで近隣のマッサージ店を検索し、怪しい店でないか外から窺って大丈夫そうだと確信してから入店した。

おかげで大変上手なマッサージ師さんにあたり大満足だった。

 

19時30分、夕食にカオトムプラー(35B)

 

 

近年、カオトムが流行っているせいか、ナーンでも至る所でカオトムの屋台を見かける。

カオトムはお粥だが、同じお粥のジョークに比べるとスープに味付けがされており、ラーメンのスープの中にお米が入ってると説明した方が分かりやすいかもしれない。

しかし、お粥だけでは物足りないので、市場の屋台でパッタイ(35B)をテイクアウトする。

 

 

20時20分、宿に帰り、買ってきたパッタイを食べる。

以前のタイではジュースだろうが料理だろうが全てビニール袋に入れてテイクアウトしていたのに対し、最近はプラ容器が一般化して、こういう昔ながらの包み方を見るとつい懐かしく感じる。

 

ちょうどゲストハウスの前に茶店があって、よく茶店のベンチに腰掛けて、休憩や一服をさせていただいた。

夜に部屋から出て、そうして一服していると「ここの人ですか?」と尋ねる人があった。

夜の8時や9時になって、とっくに満室だというのに、今夜の宿を求めて訪問する車があることを知った。

 

こうして、タイ滞在六日目、ナーンでの夜は更けていったのでした。