アメリカ人は嫌いになったらすぐに離婚する。と、よく聞く。アメリカのテレビドラマシリーズでも離婚、再婚は良くあるストーリーではあるが、ステレオタイプな情報なのかもしれないと半信半疑でいた。


近年はFacebookなどのSNSの登場で昔の友人、知人などが本当に探しやすくなったと共に、その人の居場所や生活状況も把握できるようになってしまった。

昔の彼氏は今頃どうしているのだろう?今頃は夢を実現させて宇宙飛行士に?と思ったらどこをどう間違ったか、キャビンアテンダントになっていて、あれ?それは私の夢だったんじゃないの?なんて現実を突きつけてくれる。(本例は記述イメージですw)

センチメンタルに浸れるような乙女心は容赦なく却下である。


そんな中、やはり仕事仲間だったアメリカ人カップルのFacebookアカウントを友達の友達から発見したりする。あれ?相手が違うプロフィール写真。娘?なんて考えているとまた片割れのお相手は別の人と写っていたりする。私の知っているカップルは、大抵、華やかなカリスマ的職業の男性に、頭脳明晰なしっかり者の女性だ。例えば、演出家夫とプロデューサー妻とか、プロデューサー夫と女医だったりする。わがまま過ぎて愛想をつかされたんだろうか?外面は良かったけど、きっと2人の間には葛藤があったのだろう。


しかし、、恋愛をして互いに好きになったはいいけれど、気がついたら愛が冷めてしまい離婚したのだ。日本人なら「恋愛感情」がなくなっても経済的な理由、仕事や子供の事情から別れられない夫婦もいっぱいいる。何パーセントがこんな潔い選択ができるだろうか?とはいえ、昔に比べ熟年離婚も増え、第二の人生に賭ける自由で勇敢な人たちはたくさんいる、人生百年と言われるようになったからだろう。もう我慢はうんざりなのだ。


さて、離婚したカップルは、大抵、男性は彼の華やかな存在を象徴するような女性を選び、女性は穏やかでダンディな男性と再婚している。収まるところに収まるんだなと納得。そんなダンディな独身男性がマーケットに存在するアメリカは素晴らしい。そして日本人の中高年たちもいつまでも恋愛のスタートラインに立てるよう自分を磨いていかなくてはならないだろう。それを楽しめるかどうかで人生の楽しさは変わるんだろうなぁ。