本日、2013年秋季 第37回実用イタリア語検定試験が開催されます。
受験される方、頑張ってください!!

$高坂千秋・イタリア語~日常会話レベル編~日常会話レベルまでしゃべれるようになるための7つのステップの感想

初めてイタリア語検定試験を受けた時、同じ4級でも英検やドイツ語検定とのあまりのレベルの違いに度肝を抜かれたものです(;^_^A 特に、リスニングが難しいと思います。おそらく英検3級のリスニングよりも難しいです。

実用イタリア語検定のリスニング対策ですが、ただやみくもにCDを聞いているだけではなかなか上達しません。全く無駄ということではないですが、非効率的です。

私が実際に試してみて効果があったのは、リスニング問題のスクリプトの音読です。ただし、これもただやればいいという事ではありません。以下の点を意識して音読を繰り返しました。

1.) 1つの文があたかも1つの単語になったかのように、つなげて一息で読む。しかもあまり抑揚のない声で。

例えば、A che ora comincia lo spettacolo stasera?(今晩何時にそのショーは始まりますか?) という文があったとします。これを、Acheoracomincialospettacolostasera?と1つの単語のようにみなして読みます。なるべく早口の方がいいです。まずは自分なりに音読してみて、後でCDを聞いて答え合わせをしてみます。CDの音声がゆっくりに聞こえて、おそらくビックリされると思います。慣れてきたら、自分がイタリア人のナレーターになったような気持ちで音読すると効果がさらにアップします。

2.) 長音を発生させないように気をつけて読む

例えばcasa miaという単語。イタリア語入門者にわかりやすいように、カタカナでカーザ ミーアと表記されることがあります。入門者向けのCDにも日本人が聞き取りやすいようにカーザ ミーアのような音声で収録されているかもしれません。しかし実際の会話の文中では「カザミア」のように聞こえます。Vadoもヴァードではなくヴァド。subitoもスービトではなくスビト。andiamoもアンディアーモではなく、アンディアモです。(あるいはもっとくずれてアニアモと聞こえるかもしれませんが、これは長音とはまた別の問題ですので、また別の機会に書きます)

日本人が日本語を話す時に当たり前に発音している長音ですが、世界的に見ると、長音が存在する言語の方が少ないです。だからおばさんとおばあさん・飯田橋と板橋の言い分け聞き分けができない外国人も多い。

上記2点を毎日繰り返せば、リスニングは上達しますよ(^-^)/

<もっとイタリア語のリスニング力を伸ばしたい方は、高坂千秋先生のイタリア語~日常会話編~の方法を実践してください>

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