Dr.Nの研修医日記〜最終章〜 | chiakiのブログ

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千秋病院初期臨床研修医のブログです。
初期臨床研修(今後後期研修も予定)病院の研修医の本音トーク、QOL、QOMLを知りたい人は一読を!マジメに書いてますよ(笑)

こんにちは〜(^ー^)ノ、研修医のNです。ご無沙汰いたしております。


最近は今年から新たに入ったDr.A&Bがメインでブログをアップしてくれていたので、私は影から見守っておりました(^◇^;)。


そしてこの今年度に入ってラストスパートをかけて、残っていた救急研修、産婦人科研修を終えて、本日をもちまして研修修了を迎えることができました❗️


2年前、精神疾患を抱えた私を拾ってくださった千秋病院。本当に感謝しています。


現院長からは、自分で考えて治療することの大切さを学びました。


先生方からは、患者さんを第一に考えながらも、自分の仕事をキチンとこなすことを学びました。


看護師さんからは、最後の最後まで患者さんに付き添って治療すること、また患者さんに優しく接することを学びました。


コメディカルのスタッフからはチーム医療の円滑な進め方を学びました。


事務さんからは、裏で病院を支えながらも色んなことに立ち向かう気持ちを学びました。



同期の研修医とはかけがえのない友になれました。



後輩研修医からは医学に対しての探究心を再認識させられました。





私が研修医として患者さんにできることといえば、患者さん本人、家族の話をキチンと聞いて、できる限り医療者と被医療者が双方理想とする治療をするということでした。


そのために患者さんやご家族とのインフォームドコンセントには力を入れてきたつもりです。


時間がある研修医だからこそ話をたくさん聞いてできる限り応えることが大切だからだと思ったからです。時には長すぎると怒られることもありましたが(−_−;)(笑)。



そんな千秋病院で学んだことを忘れずにこれからも精進していこうと思います。


最後に、前にも話したかもしれませんが、研修中断者の方々へ。


色んな悩みを抱えて、研修を途中で中断してしまう人はたくさんいます。途中でやめてしまったり、中には自分で命を落としてしまう方もいます。私は通常2年で終わるはずの研修を5年かけて終わりました。それでも終われたのは千秋病院が拾ってくれたからであり、見捨てないでくれたからです。
少しでも悩んでる方は、1度この千秋病院というところに連絡してみてください。そして病院を見に来てください。
中断者を色眼鏡で見ずに、研修を行ってくれる病院は全国でも中々ありません。そんな方々の受け入れ先に千秋病院がなれるかもしれません。きっと新しい研修の世界が広がっていると思いますよ。


最後に2年間という長い間本当にありがとうございました。それではまたどこかで。


2016年8月9日




今日もあっちーなぁ(;´Д`A(笑)