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Blog by Chiaki Akada

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たまに
無邪気な悪意や、小さな悪意の種、遠くで起こる悲しみ、あからさまな憎しみの言葉に立ちすくんで動けなくなったりする
自分に向けられたものであっても、なくても。
目にすることで叫び出したくなるくらい。口を手で、押さえた
人はそれを繊細だとか敏感だというけれど
体験したことじゃない、自分に向けられたことじゃないことにまで過敏に反応してしまうこと
それ自体がなんだかおこがましいようで、
平気なふりをしてみるけれど
未だに慣れない
想像力はあるにはあるけれど
だけど大事なことが欠けている気がする


なんでこんなやつが
って思われるだろうとか
果たして本当に自分でよかったのかとか
何の意味があるのだとか
たくさんのネガティブなことを考える

たった一ヶ月
されど一ヶ月そこに在るということを考える、
たくさんの目に触れること、考えて怖くなる
だけど
もう前を向くしかなくてちゃんと覚えておくしかなくて自分でしっかりちゃんと見ておかなくてはいけないよ

いつかたくさんの悪意で視界がいっぱいになって自分の姿が見えなくなって
周りの姿も見えなくなって
そういう時に目をつぶって思い出せるくらい

見られる不安も
私だけしか知らなくていいよ。



そもそも日のあたる場所ばかりなら
わたしはきっと日がきらいだったよ

雨の音はすき
雨の日は暗いからすきじゃない
晴れのほうがすき

冬は苦手
夏の方がすき

笑うのがすき
泣くのは苦手
悲しいのもすきじゃない
笑った顔がすき

何かと比べた時にはじめてそのすきがわかって
その重さがわかる

何かを失ってはじめて
それがどんなに自分に必要だったかわかる

きっといつでも不安なのに
忘れられるのが不安なのに
さよならを言うのがいやなのに

いつも平気なふりをして
大きく手を振るから

さよならを言うのは苦手だよ
変わってしまうことにはまだ、まだ慣れない

だけどね変わらなきゃいけないときがあって
大きく手をふって見送らなければいけないことがある
今のままじゃいられなくて
さよならって言わなきゃいけないときが来る
その時はきっと、きっと泣いちゃう。
だけど笑って振り返ることができるようなことにしなくちゃいけない
決して振り返ってみるときも泣いているようではいけない

さよなら、おおきな花束をもって見送るね

さよなら、さよなら

もうすぐ
桜が咲くね
去年はhelloっていったから
今年はさよならって言えたら、いいな

リセット。
年が変わるとリセットボタンを押されたような気分で「さあがんばるぞ!」となって
たった一日前のことも遠い過去のようになるのほんとはすきじゃないよ
そんなことないじゃない
いっこいっこ積み重ねなのに小さくなるほど見えにくくて軽く見られちゃったりするんだから
happy new yearは
happy new monthは
happy new dayは
happy new hour で
happy new momentなんだってば

一瞬のために生きます

瞬きしてる間に過ぎないように
ひとつひとつ噛みしめるから
一瞬を光らせられるように

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