とうとうSKZFLIX公開されましたね。
深呼吸してから一度観ました。



二度目、三度目の視聴でまた考えも変わりそうだなと思って一度観た感想を書いておきます。



今までの作品感想☟『SKZ FLIX公開される前にまとめよう』とうとうSKZ FLIXが公開されるそうですよ。Stray Kids <樂-STAR> SKZFLIX TeaserStray Kids(스트레이 키즈) <…リンクameblo.jp



SKZFLIX、台詞は必要最小限に抑えられ登場人物達の行動や表情も視聴者に何かを訴えようと強く意図するようなものはあまりありません。「一本の短編映画を皆で作ること」以外は非常に曖昧に描かれており、10分程のこの作品で「ここはこういうことだ!」と断定できる部分は少ない。つまり余白がとても多いんです。それは即ち各々が結論を出したとしても感想や考察の域から出ない断定になるのです。更に平行世界(パラレルワールド)が絡むこの作品(スキズの多くの作品は平行世界なくして語れないけれど)は、その設定があることでまた線が複雑になりぼんやりと霞む。例えるなら行き先の書いていない地図のような。

ただこの余白は無数の考え方を生み、その数だけ登場人物の生き方も変わっていきます。スキズが作品として生み出した平行世界の他に、視聴者が観て受け取り、自分だけの解釈を築くことでそこにもひとつの世界が生まれていくのかなと思ったりしました。

先述した「台詞は必要最小限に抑えられ登場人物達の行動や表情も視聴者に何かを訴えようと強く意図するようなものはあまりない」という点ですが、小説、ドラマ、映画には余白のある無し問わずその殆どがテーマを持ちます。書き手が訴えたい事柄が作品に投影されることが多い。ただ、SKZFLIXは何を訴えたいのかの答えが明確に見られないと感じました。登場人物がどのような設定を持ち、何故このような言動、行動をとったのか予測は出来たとしてそこから先に進めないというか。恐らくその先の部分、真髄を担うのが歌詞、「曲」なんだろうなと思いました。11月10日に曲が公開される事でこの作品は更に輝きを増す。白黒映画が時を経てフルカラーになるように。ただ、白黒映画はそのままでも充分美しく、それはSKZFLIXでも同じです。曲と絡めなくても美しい作品だし、曲と絡めても違った美しさを出す作品なんだろうなと思います。考えてみればパボアラから続くこの物語は全て曲と共に続きが出されてきました。個人的な考えですが、ドラマや映画の主題歌、挿入歌は作品内のテーマをより伝えていく為重要な材料となります。しかし主軸はやはり作品内にあります。一方でSKZFLIXはドラマや映画とは少し形が違い、映像で外堀を埋め、天守を音楽が担っているように思えました。その為かドラマ等とはまた別の面白さ、新鮮さがありました。


一度観た感想はこのような感じです。修正も入れずにただ書き殴った駄文です。



考察も要望ありましたら今後まとめたいなと思っております。(要望なくても多分書きます結構先になりそうですが)