雨予報だな。
行けるかな。
ダメかもしれない。
三峯神社の奥宮
にいく予定の日。
天気予報は
７０％の確率で
雨
雨が降ったら
足元滑るから
延期で
と言われていた
一緒に行く予定の
友人
私、晴れ女だから
大丈夫だよ
わかった、信じてみるよ
日が経つにつれ
雨は朝で上がる予報に
変わっていった
晴れ女
本当だった
秩父に着いた時には
まだ、弱い雨が
降っていた。
迎えにきてくれた
友人の
車に乗り込み
山道を
進んでいっても
何も見えない
そんな中
奥宮に向かって
出発した
山の中は、木が傘の
役割をしてくれて
雨を
感じなかった
学生の
林間学校以来の山登りだった
平日
人は
ほとんど
いなかった
山道を
少しずつ
登っていく
途中、
斜面の方に
体を持っていかれるような
呼ばれているような
変な感覚に襲われたりもした
時々
足を止め
水分補給を
する
滑らないような
道を
選びながら
ただひたすら
目の前の
道だけを見て
進んでいく
時々
すれ違う
人と
こんにちわ
と挨拶を
かわす
なんか
気分が
上がる
進んでいくうちに
空は
雲の
切れ間が
見えるように
なってきた
あと７００m
もう少し
だが、山道は
普通の
道とは違う
それでも
進むしかない
あと
本当に
もう一息だよ
すると
目の前に
かなり急な角度の
岩場
鎖
と
手すりが
付いている
慣れた友人に
先に
登ってもらう
じーっと
観察
あの辺を
通って
ああやって
頭の中で
イメージトレーニング
普段仕事で鍛えた
腕力を
存分に生かしながら
苦労することなく
登ることhができた
すると目の前に
奥宮が
狼たちに囲まれて
そこに
あーこれた
感動
そして
お参りを
している間に
空から
日がさしてきた
そして
青空が広がり
遠くの
山々が
綺麗に
見渡せた
雨からの
この
天気
ものすごく
奥宮に
歓迎されている
気がした
サイコー
そして
山頂の
ウッドデッキで
友人が
用意してくれた
コーヒー
と
クッキーを
味わった
本当に
サイコー
空気が澄み渡り
おいしさが
より一層
引き立った
私の中で
何かが
変わりそうな
気がする
パワースポットに来たから
とかではなく
ただただ
目の前を
見て
息切れしながら
歩みを
進め
登りきった
爽快感
そして
見ず知らずの
人と
かわす
挨拶
雄大な自然を目の当たりにしたこと
あー
この感じ
ものを
手にした時とは
違った
喜び
幸せ
それを
体感できたことで
自分にとって
本当に
大切なこと
人生で
大切にしたいことが
わかった
気がした
思い出した気がした
それが
パワースポットの
チカラ
なのか
登山の
チカラ
なのか
そこは
わからないけど
