伝言ゲーム。


誰もがやったことがあると思う。

それを思い出した。

 

 

ある日、同じ場所で、同じ講演を聞いていた友達同士が会話していた時のこと。

 

「そういえば、この前、こんなこと言ってたもんね。」

 

「え、いつ?」

 

「この前の時」

 

「え、そんなこと言ってたっけ?」

 

 

一人は、その情報を鮮明に覚えていたが、

もう一人は、まったく記憶にない。

 

同じ場で同じように話を聞いていたにも関わらずだ。

 

 

それと似たようなこともある。

 

 


同じ本を読み返してみた時に、

 

「前は、こんなことが書いてあったっけ?」

 

って思うことがある。




まるで、あとから付け足されたかのようだ。

不思議だ。


 

それって、どういうことだろうか。

不思議でならない。

 

 

それって、もしかしたら、

その時に必要なものに意識が集中して、

 

無意識で、自分の中で、

 

必要、不必要

 

と情報を選んでいるのかな。


なんて、推測してみる。

 

 

 

ならば、

できるだけ情報をのがすまいと

全身で、ペンを片手に聞いていたり、

見逃すまいとアーカイブをしらみつぶしに

見ようとしがちだが、

 

もっとラクに

聞いててもいいのかもしれない。




 

自分の中に入ってきた情報、それが、今自分にとって

大事なことで、他のことは、今は必要ないんだから。

 

 

必要ないことも、取り入れようとするから、

よけいに頭が混乱して、自分にとって

なにが大事かわからなくなるのかもしれない。

 

 

自分に必要な情報は、自分に必要な時に

自然に自分で取り入れることが

できるんだと思いながら聞いてるくらいが

いいんだ。

 

そのほうが、自分の欲しいものが明確になるから。

 

 『ちゃきです。よろしくおねがいします。』ちゃきです。 アラフィフのごく普通の会社員。バツ持ち、成人した子供3人と小型犬2匹と暮らしてます。 4時間勤務パートとして始めた仕事は、フルタイム勤務パート、…リンクameblo.jp


  




 

今日のしあわせ

帰りの電車。


ひっそりと、わたしのために空けときました、

とばかりに、席が空いてるといいな。


と乗った電車。


人が多いから、無理か、

と思い乗り込んだ次の瞬間。


あ、空いてる。

目の前の席が、想像どおりに、ひっそりと

空いていた。


驚きと嬉しさで満たされた帰り道だった。