デトロイトダウンタウンにある
冬季限定野外リンクにて
2週間後にあるイベント
”The 18th Annual Detroit Tree Lightning"
が開催されます
私たちは今まで
行くチャンスがなかったのですが
クリスマスデコレーションと
ライトアップされた野外アイスリンクや
街並みがとても美しく
訪れた人たちで賑わっているそうです
そのイベントに
子供たちが通うアイスリンクから
2グループが招待され
パフォーマンスをします
今年は元USA代表のスケーター
アシュリー・ワグナーさんも
ゲストとしてそのイベントに
来られるそうです
余談ですが
実はわが子たち
5年ほど前の別のイベントで
彼女にお会いしています
色白で細くて目が大きくて
とても綺麗な方でした
子供たちも8歳に4歳
さて、2週間後のイベントのリハーサルが
先日の日曜日から始まりました
出場権があるのは
今夏のアイスショーに出場した
スケーターの中の一部の子たち
何を基準に選ばれるのかは分かりませんが
コーチ側の判断で選出されるようです
で
息子が選ばれました
今回のメンバーは夏のアイスショー開催時に
同じグループ内でパフォーマンスした
スケーターも多く
最初はとても張り切っていた息子
ところが
年齢によって2グループに分けられてしまい
他2人の高校男子スケーターは
別のグループになってしまったので
息子のグループ内は女子のみで
男子は彼1人
1時間30分の練習
私はその間練習をチラ見しながら
読書をしたりブログを書いたりと
いつも通り時間の有効活用
この待ち時間の使い方は
私にとってとても貴重なの
練習が終わり
戻ってきた息子
「どうだった?!楽しかった?」
の問いに
「なんかねえ・・・あのねえ・・・
やっぱりやりたいくない。車の中で話すね」
という返答
暗い顔でいそいそと準備し
車に行ってしまいました
理由を聞いてみると
- 歌もダンスも好きじゃない
- 女っぽい振り付けが嫌だ
- ジャンプも全部シングルジャンプのみ
- あっちのグループは男子が2人いる
- おもしろくない
- やりたくない
とのこと
出場するかしないかの返答の期限は
10日以上も前のこと
男子スケーターはそれでなくとも少ないのに
息子と同年代で同等のレベルとなると
これまた探すのが難しい
要するに息子が参加しないことで
代役がすぐに見つからず
周りの方に迷惑をかける
ということになります
こんなとき
アナタはどうしますか?
「一度やるって言ったんだからやってね!」
「他の人に迷惑をかけるでしょ!」
「今更やらないなんて
恥ずかしくてコーチに言えない!」
「だから最初に何度も聞いたじゃない!」
「ママ知らないから自分で言いなさいよ!」
「歯を食いしばってやりなさい!」
と、怒り飛ばしますか
上記は多くのママが
やってしまう事例です
私も以前はそうでした
(娘が同じ年齢の頃・・)
今回どのように対応したかというと
私:そうなんだね。やりたくないんだね。何が嫌だった?
(まず理由を聞いて受け止める)
私:じゃあ、そのことをコーチに言ってみるね
(解決に向けてアクションをとる)
と話しました
息子:でも、みんなに迷惑かけるんでしょ?
私:迷惑はかけるだろうね。
回答期限が過ぎてるし・・・
(事実を伝える)
でもやりたくない、楽しくない
という気持ちにはフタをして欲しくないの
(寄り添う)
それから、楽しくなくてやらされ感で
やってるアナタをサポートしてても
お母さんだって楽しくない
それにリハーサルやダウンタウンへの
送迎も大変
アナタが楽しんで無我夢中でやるから
お母さんも楽しくサポートできるんだよ
そうじゃないなら
お母さんだってやりたくない
(私の気持ちを伝える)
息子:コーチがっかりするかなあ・・・
誰か見つかるかなあ・・・
悪いからやっぱりやろうかなあ・・・
私:がっかりはするだろうね
代役の子もなかなか見つからないと思う
女の子ならともかく・・・
でも仕方ないよ!
そして早速コーチにメールをし
事情を話しましました
予想通り
びっくりしていたし
とても悲しんでいました
今晩コーチ陣と
話し合いをすることになっています
さてさてどんな結果になるかな?
正直な気持ちを言うと
どんな結果になっても
どちらでもいい
と私は思っています
せっかく選ばれたのに
アシュリーにも会えるのに
出ないなんて損
って思いますか?
私にとって
息子の本音を無視して
無理にやらせることは
どんなに素晴らしい経験でも
あまり意味のないこと
いくらいい経験だからといって
そのときそのチャンスを
選ばなかったのは彼の選択
やっぱり最後にやることを選んでも
それも彼の選択
覚悟を決めて出した決断なら
それを全力で応援したい
(こちらの記事でも書いています)
出した答えに対して
いいも悪いもないんです
最終的にはどうにかなるという
自然の摂理
息子の意思が強くて
今回の参加を断念しても
必ず代役は誰かしら見つかる
コーチの説得で気が変わり
やっぱり息子が参加することを決めても
それもそれでOK
彼が選んだ道で花を咲かせたらいい
(続く)