こんにちは、ちあきです。

突然ですが、自分の性格を変えたいと思ったことはありますか？

多くの方が一度は自分の性格を変えたいと思ったことがあるのではないでしょうか。

今回は「性格は簡単に変えられるのか」というテーマについてお話ししたいと思います。

活発な性格、おとなしい性格、几帳面な性格…といった表現があるように、性格とはその人の行動の特徴を指します。

この性格がどうやってつくられるのかというと、遺伝と環境によって決定されます。

性格は「気質・体質」「（狭義の）性格・人格」「習慣的性格・態度」「役割性格」に分けられます。

気質・体質: 遺伝的に生まれ持ったもので、幼少期の家庭環境によってベースとなる性格・人格が形成されます。
習慣的性格・態度: 社会的環境や時代背景（昭和、平成、令和など）によって身に着けるものです。
例えば、日本で育った人とアメリカで育った人では異なる行動や態度をとることがあります。
役割性格: 学校や仕事上で求められる役割を遂行する上で身に着ける性格です。

図にすると、こんな感じになります。

結論から言うと、変えられる性格と変えられない性格があります。

上記の分類で言うと、気質・体質といった、遺伝的要因の強いものであったり、幼少期の家庭環境によって作られた性格要素は変えることが難しいです。

一方で、社会的要請によって身に着けた役割性格は後天的なものです。

そのため、比較的変えることができます。

例えば、リーダーの役割を任された場合、引っ込み思案でもリーダーとして求められる振る舞いを身に着けることは可能です。

幼少期の家庭環境によって形成された性格・人格も変えられないわけではありませんが、大変な作業になることが多いです。

しかし、もし幼少期の経験が現在の自分を苦しめている場合、プロのカウンセラーの力を借りて修正していくことができます。

性格には変えられるものと変えられないものがありますが、性格そのものに良い悪いはありません。

性格は目に見えるものではなく、様々な見方ができます。

例えば、外向的な性格の人は人見知りせず、パワフルに見えますが、内省が苦手だったり軽薄に見られることもあります。

一方、内向的な性格の人は新しいことが苦手ですが、じっくり考えてアイディアを出すのが得意です。

性格に良い悪いはなく、その特徴を自分で理解し活かしていくことが大事です。

性格は変えられる？