こんにちは、ちあきです。
イライラという感情は、自分の欲求と相反することが起こった時に生まれる、一種の不快感です。
例えば以下のような状況で、イライラを感じることがあるかもしれません。
・夕食後、家族が各自で食器を下げてほしいのに、家族が協力してくれない
・休日にゆっくり過ごしたいのに、家族が掃除や買い物などを頼んできてくる
・仕事中、自分のやるべきことに集中して取り組みたいのに、緊急の仕事が次々と発生して割り込みが入り、作業を中断させられる。
・話を聞いてほしいのに、友人が自分の話ばかりしてこちらの話を聞いてくれない
イライラする時、自分の欲求よりも相手の行動にばかり気が向きがちです。
そしてその結果として、相手に怒りの感情をぶつけてしまうこともあります。
しかし、それは人間関係を損なう原因になりかねません。
イライラした時にこそ、一人の時間を持ち、自分にどんな欲求があったのか思い巡らせてみてください。
例えば、「夕食後にみんなで食器を下げてくれたら、私が何度も往復せずにすんで時間短縮になってとても助かるのに」と思っていたのなら、その気持ちを冷静に伝えてみましょう。
相手の行動を咎めるだけでなく、「自分はこうしたかったんだ」「私はこう感じている」ということをきちんと伝えることが大切です。
イライラは誰にでもある感情ですが、適切に対処することで、自分自身の気持ちも、相手との関係もより良いものにできます。
イライラを感じた時は、ぜひ自分の欲求を見つめなおし、相手に適切に伝えることを心がけてみてください。