今回も、手話映画「沈黙の50年」に出演された、名古屋に住む美女ラブの野中如子さんにインタビューさせていただきました音譜

いい内容なので、最後までお読みいただければと思います。お付き合いください飛び出すハート


Q1.どんな形で手話映画「沈黙の50年」に関わっているのですか?またなにがきっかけでしたか?


A.この映画の監督である、谷さんとは1年半くらい前にInstagramで繋がりました。

映画監督をされていることは知らず、お互い看護師として働いているということで繋がりました笑

そこから映画のお話も少しずつお聞きし、さらに監督もされているということを知りました。今回、ちょうどといいますか、看護師の役があるということで、エキストラとして出させていただくことになりました。(映画に出るのは初めてですので、演技に関してはご愛嬌ということでお許しください)


Q2.全国的な映画に出演されたなんてすごいですね。お仕事をやっていかがでしたか?


A. 看護師は患者さんの苦痛を緩和するケアや心のケアもする仕事もあたりますが、この映画では真逆の立場で演じなければならなかったので、セリフがなくとも難しかったです。


Q3.映画はどうですか?(ネタバレにならない程度にお願いします(^◇^;))


A.優生保護法という法律が存在していたことはハンセン病患者で知っていましたが、聴覚障害者まで対象であったことは正直知りませんでした。

映画のエキストラのお話をいただいた後、映画の出演者である小林さんご夫婦も書かれた「国から子どもをつくってはいけないと言われた人たち」を読みました。子どもを産んで幸せな生活を送りたいという、当たり前のくらしを何の説明もなく、本人の意思など無関係で突然奪われるという実際のストーリーです。


Q4.最後にひと言お願いします。


A.以前名古屋に於いて、旧優生保護法の裁判前、チラシ配布をご一緒させていただきました。特に若い方にも知っていただきたくて声かけしましたが、なかなか難しかったですね、、、一人ひとりが“もし、自分がその立場になったとしたら”という考えを持つことができたのなら、共生社会がさらに普及していけるのかなと思いました。


2022年4月から不妊治療も保険適用となりました。その治療どころか、強制不妊手術を受けさせられた方々の苦しみを皆んなで理解して行けたらと願っております。

この映画をこれからの日本を支えていく若い方達にも是非観ていただきたいと思っております!


ありがとうございました!