●成績がいいときに褒めるのはやめましょう | 大迫ちあきのブログ

大迫ちあきのブログ

東京・恵比寿で未就学児〜小学生の算数教室を運営

(公財)日本数学検定協会認定数学コーチャー&幼児さんすうエグゼクティブインストラクター

大迫ちあきです。

誰だって成績が上がれば嬉しいですよね?

成績がいいときに、ほめたくなるのもよくわかります。

ただ、私が言いたいのは、

「成績がいいときだけ、褒めるというのはやめましょう

ということです。

以前、教えていた塾で、

「先生、いつも、テストはよくできているのですが、先日、公開テストを受けたら成績が悪くてびっくりしたんですが・・・」

というお母様がおられました。

子供に話を聞いてみると、

「だって、点数がよかったらほめてもらえるけれど、

点数が悪いとすごく怒られるから、見せないの。

よかった時だけみせるの・・・」

道理で、そのお子さんは、ものすごく点数に固執する子供でした。

点数がよくないと、お母様に褒めてもらえない、

だから、いい点数を取りたい・・

その代り、悪いときは、かくして見せない・・・

でも、悪いときだってありますよね?

問題が難しくて、みんな出来なかったときだってあります・・・

でも、お母さまはそんなことはわからないから、

とにかく、点数だけで判断なさったのでしょう。

そうすると、

お母さまは本当のお子様の力がわかりませんし、

いざ、外部テストを受けると、全然できていなかった・・・

という大変困ったことになってしまいます。

さらに、お子様がいい点数を取りたいがために、あまり

良くない方法をとることだって考えられます。


いい点数をとったらほめてもらえる」  ⇒ ⇒

「ほめられたいから、いい点数をとらなくては・・・」

ということになってしまうと、本当の力がついていきません。

さらに、自己肯定感も生まれてきません

見かけの点数や成績でお子様を判断なさるのは、

とても危険なことです

成績がいい ⇒  いい子

ということでもありません

もちろん、いい成績だったら褒めてあげてください

でも、

いい成績のときだけ、褒めるのはやめましょう

点数で「ほめる・ほめない」 のではなくて、

「努力したこと」「頑張ったこと」

もほめてあげてくださいね~


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