誰だって成績が上がれば嬉しいですよね?
成績がいいときに、ほめたくなるのもよくわかります。
ただ、私が言いたいのは、
「成績がいいときだけ、褒めるというのはやめましょう」
ということです。
以前、教えていた塾で、
「先生、いつも、テストはよくできているのですが、先日、公開テストを受けたら成績が悪くてびっくりしたんですが・・・」
というお母様がおられました。
子供に話を聞いてみると、
「だって、点数がよかったらほめてもらえるけれど、
点数が悪いとすごく怒られるから、見せないの。
よかった時だけみせるの・・・」
道理で、そのお子さんは、ものすごく点数に固執する子供でした。
点数がよくないと、お母様に褒めてもらえない、
だから、いい点数を取りたい・・
その代り、悪いときは、かくして見せない・・・
でも、悪いときだってありますよね?
問題が難しくて、みんな出来なかったときだってあります・・・
でも、お母さまはそんなことはわからないから、
とにかく、点数だけで判断なさったのでしょう。
そうすると、
お母さまは本当のお子様の力がわかりませんし、
いざ、外部テストを受けると、全然できていなかった・・・
という大変困ったことになってしまいます。
さらに、お子様がいい点数を取りたいがために、あまり
良くない方法をとることだって考えられます。
いい点数をとったらほめてもらえる」 ⇒ ⇒
「ほめられたいから、いい点数をとらなくては・・・」
ということになってしまうと、本当の力がついていきません。
さらに、自己肯定感も生まれてきません
見かけの点数や成績でお子様を判断なさるのは、
とても危険なことです
成績がいい ⇒ いい子
ということでもありません
もちろん、いい成績だったら褒めてあげてください
でも、
いい成績のときだけ、褒めるのはやめましょう
点数で「ほめる・ほめない」 のではなくて、
「努力したこと」「頑張ったこと」
もほめてあげてくださいね~
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