さて、いよいよカップル発表です。

スタッフさんが、

「今回はなんと!12組ものカップルが成立しました~!
連絡先の交換は会場の外でお願いします!」

と、声も高らかに会場に入ってきます。


え?連絡先を交換……

お客どうしが、勝手に連絡先を交換して、この会社にメリットはあるのだろうか……

余計なお世話ですが、考えてしまいました。

そして40対40で12組…

多いような少ないような…

とにかく、番号を呼ばれた男女は拍手で見送られ
、会場をあとにします。

嬉し恥ずかしといった表情で出ていくカップルたち。

中には、

「君ら、もう結婚するでしょ」

と、言いたくなるような、色んな意味でお似合いなカップルもいました。


チラリと見ると、三谷幸喜はモーレツに帰りたそうな顔をしています。

もう諦めているんでしょうか。

「私はあなたの番号書いたよ!」

心の中で、励ましてしまう私です。

そんな中、ピチピチと腰ばきが呼ばれました。

「先に外で待ってますねドキドキ

と、私に言い残し会場を2人で出て行きます。

「以上でカップル発表終わります!」


私の前に座っていた2人は、無言で立ち上がり出ていきます。

思わず目を伏せる私。

なんか………とても気まずかったです。


そして、残された男女がぞろぞろと出ていきます。

私も会場の外に出ると、そこはもう赤外線通信の嵐となっています。

三谷幸喜の行方を目で追うと、ちょうどエレベーターの扉に、1度挟まれたあと、乗り込んでしまう所でした。

残念ながら、彼は運命の相手ではなかったようです。

くすん。


このあと、私はピチピチとご飯を食べに行く約束をしていたのですが、

腰ばきのしつこいこと、しつこいこと!!

「このあと、2人でご飯食べに行くから、今度メールするね」

というピチピチに、

「メールいつくれる?」
「ご飯食べた後、ドライブできない?」
「オレも一緒にご飯行きたいな~」
「ご飯何時に食べ終わる?」

と、ホテルの駐車場まで着いて来る始末。

見かねた私が、

「私のことは、気にしなくていいから、ドライブ行ってもいいよ」

と言うと、

ピチピチに訴えるような目で見つめられました。

ああ、思ってることは一緒だった(笑)。



その後、女2人で楽しく打ち上げ兼、感想会兼、反省会をしたわけですが。


真面目に感想を言うと、

女のぶっちゃけ本音で、男性の方は不快に思うかもしれませんが。

私は、特に結婚願望があるわけでもないですし、

バツイチだし、結婚は別にいいかな、とも時々思ったりもするんですが、


なんとなく、このままでいいのかな、

10年後はどうなってるのかな、

人並の幸せってやっぱり必要なのかな、

おばあちゃんになっても1人なのかな、

など、今まで漠然と考えていたんです。


今回お見合いパーティーに参加して、

結婚に何を求めるか。

もしそれが、落ちつくことだったり、人並みの幸せという言葉だったりしたならば、

同じ気持ちの男性はたくさんいる、

そんな結婚も全然アリだと思いました。

本当にぶっちゃけで思ったのは、

「今は焦らなくても、いつか落ちつきたくなったら、いくらでも落ちつける、結婚できるんだ」

ということ。

日常生活を送っていると、女性の売り手市場の時代は、もう終わったのか
と思いますが、

実際、今回のような場所に行くと、

女性の売り手市場は、やっぱり変わってないんです。



結婚に何を求めるか。

それが大事ですね。


愛し愛され、「この人と一緒になりたい!」

そんな結婚を望んでいるなら、残念ながら私の感想では、

ここでは無理っぽいです。


今回の参加で、私の漠然とした不安がすっきり消えて、

気持ちもはっきりしました。

素敵なめぐりあいはなかったけど、色々考えさせられて、結果はすごく良かったです。

そんなこんなで、はじめてのお見合いパーティーの話でした!


追記。

ピチピチは腰ばきと後日ドライブに行ったそうですが、

やたらと海や山など、人気(ひとけ)のない場所に行きたがり、

すっかり嫌になったそうです(笑)。

ちなみに、パーティーの帰りに、パーティーの割引クーポン券をごっそりいただきました(笑)

これで何度でも安く行けます(笑)
さて第2ステージです。

先ほどの集計の結果が配布されます。

自分のことを、もう1度話したい相手として、選んでくれた相手の番号が書かれてあります。

急にざわつく場内。

女性陣は目だけでチラチラと、番号の相手を確かめますが、

男性陣はもう露骨に首を伸ばし、キョロキョロと確かめています。

草食系男子がハンターになった瞬間です。

私の紙には3人の人が私を選んでありましたが、残念ながら、私が選んだ人ではありませんでした。

なんと文学かぶれの番号が書かれてあります。

私たち……、趣味全然違うから……。


隣をチラッと見ると、真っ黒になっているピチピチの紙が目に入りました。

もう完全に面白くありません(笑)。


ここからはフリートーク。

自由に席を立って、気になる相手と会話出来ます。

私が番号を書いた人が前の席に座りました。

が、先ほどの好印象もどこへやら、

「こいつ、私のこと選ばなかったくせに………」

と、余り物扱いにすっかりひねくれながら、カラオケの話を淡々としてしまう私です。


そんな折、例の文学かぶれが近寄ります。

私の横に座り、

「ドストエフスキーはさ~」

と、カラオケの話とは何の脈絡もなく話を振ってきます。

ここでなんとなく、男性同士の火花が飛び散ります。

互いに、全く違う話題を続行させようとして、間違っても

「あ~、僕はこんな本読むな~」

や、

「僕はミスチル歌うよ」

などの、相手に同調するセリフは絶対に出ません。

こうして、文学の話と、カラオケの話題を同時に進めること10分。

あたりまえですが、メチャクチャ疲れてしまい、うまく食べ放題のケーキに逃げます。

そしてすっかり戦意喪失の私は別の席に座り、人間観察することにしました。

ピチピチは腰ばきのお兄ちゃんと完全にくっついています。

他にも、なかなか盛り上がっている2人組が何組かいました。


が、約3分の1の男性は、やはりシャイなせいか、1人で椅子に座り、うつむいてしまっています。

残っている女性陣は、ケーキなどに群がり、悲壮感は微塵もありません。


3分の1の中で、私が目についたのは、靴下をあげたり、下げたりしている、三谷幸喜を若くしたような男性です。

なんか…………いい(笑)

素朴な感じがなんとも言えません。

しかし、自分から話かけるほどの情熱はないです。


ここでフリートーク終了です。

そして今度は、

「この人と今後も連絡をとりたい」

という相手の番号を5人まで記入します。

もし相手も自分の番号を書いてくれたら、カップル成立です。

5人という数字が、かなりたくさんのカップルが成立しそうな予感で、なんかうまいことやるな、という感じですが。


5番目同士で成立したら、かなり複雑だろうな、と思いました。

ちなみに、私は三谷幸喜の番号を書きました。

フリートークで1度も会話していないこの人が、私の番号を書いていてくれたら………

これは運命かもしれない、と。

ピチピチは例の男性と、

「オレ、君の番号書いちゃおっかな」

「え~、じゃあ私も書いちゃうよ~」

などと盛り上がっています。

文学とカラオケは、何気にまた、私の前に座ります。


なんか、無言のプレッシャーを感じます。

「僕の番号書いてくれるよね」的な。

さあ、ここでまた集計が入り、いよいよカップル発表です。


オンリー三谷幸喜で勝負です!


またまた続く…
世の中すっかり婚活ブームですが、

先日お見合いパーティーに行ってきました!

同伴したのは、元同僚の21才ピチピチギャルです。


「お見合いパーティー行ってみたいね~♪」

「社会見学でね~♪」

ノリで決めてしまいました。

そして、情報紙をチェックします。

あるわあるわ。

ありとあらゆる年代、職業、収入、目的などにわかれています。

「気軽にコンパ!20代男女集まれ!」

や、

「年収600万以上、もしくは医者、弁護士、公務員限定!」

なかには

「看護婦、保育士、スチュワーデス限定!」

という変わり種も。


さて、どのパーティーに参加しようか、2人で相談するんですが、

なにせ、21才と32才ですから、同時に参加できるパーティーは限られてくるんです。

20代前半向けは、気軽なコンパで年齢制限があり、私は参加出来ません。

30代向けはマジ婚活向けで、やはり年齢制限は25才以上……。

結局、

「気軽にお見合い!20才から32才まで!」

という、私の年齢ギリギリのパーティーしかありませんでした。

もう完全にやっつけです。

それでも一応、どんな人が来るのか興味しんしんで会場に向かいました。

場所は全日空ホテルですが、

会場は研修室のようなお部屋。

椅子がズラリと丸く輪になって並べてあり、

ちょうど向かい合う形になるように、さらにひとまわり大きな輪になって椅子が並べてあります。

およそ40対40というところでしょうか。

30分前に到着したにも関わらず、もうかなりの人が椅子に座っています。
女性陣は、TPOにふさわしい上品なワンピースなどが多いです。

男性陣は、個性の主張といわんばかり、ありとあらゆるファッションです。

全身西部劇のようないでたちの人、

髪や服装が狩野英孝っぽい人、

ジーンズを腰ばきでパンツが見えている男の子、

トータルコーディネート、byユニクロな人

本当に様々です。

見渡すと、女性陣のほうが、「こんな人でもお見合いパーティー来るんだ」と思うほど、きれいな人が多かったです。

まあ、もしかしたらサクラさんかもしれないですね。



まず受け付け。

番号の書かれた名札を受け取り、胸につけます。

紙を3枚渡され、1枚目にはプロフィールを記入します。

さすがお見合い、プロフィールには何人兄弟の何番目か、結婚後、相手の両親と同居は可能か、休日は何曜日か、年収は約いくらか、最終学歴はどうか、など

細かい記入欄があります。

なんか求人面接に行く履歴書みたいです。

その下にはもちろん、趣味、デートしたい場所など、普通の質問もありました。


さていよいよ始まりです。


私の番号は38番、ピチピチギャルは39番です。

第一ステージは向かい合った相手と、お互いのプロフィールを交換して、約3分間の短いトークをします。

私「私は、海でのんびり本を読んだりするのが好きなんです」

男性「あ、僕も海好きです。よく釣りに行きます。」

…………好きな場所は同じだけど、好きなことが全く違う人でした。


私「趣味は読書(マンガ)です」

男性「僕も文学にはうるさくてさ~。三島の観点や太宰の作品に見られる~………」



3分早く過ぎろ、と心から思いました。



が、3分間は実際あっという間で、

会話のとっかかりに、ほぼ全員と血液型の話をしました(笑)

ここで気付いたのは、積極的に女性と会話をできる術を持っている人は、お見合いパーティーにはいないという事実。

とにかく、ほとんどの人がシャイでした。

そんなに見た目が悪い訳でも、多分性格だって皆さん優しそうなのに、

積極性がないというのは、男性にとって女性とお付き合いする上で、1番の難かもしれないですね。

そして全員との会話が終わった後、2枚目の紙に、もう一度お話ししたい相手の番号を10人まで記入します。


私は、なかなか好印象な人を3人書きました。


隣を覗くと、ピチピチも同じ番号を書いています。

やっぱり、好印象な人は、誰から見ても好印象です。(笑)


そして一旦、スタッフさんの集計に入ります。


第2ステージに続く………