大変遅くなってしまいましたが…
12月2.3日に東京芸術劇場で行われました
『チンチン電車と女学生』
ご来場・応援、本当にありがとうございました。
写真たちと共に振り返ってみようと思います。
生徒たちと、森山先生、久保先生、市川先生、わたし(富田先生)。
広島電鉄家政女学校2017です。
こちら2組のクラス写真です。
かわいいかわいい2組の生徒たち。
先生ズ。
久保先生(西川梓さん)、わたし、森山先生(加藤義宗さん)、市川先生(渋谷晴香さん)。
女先生たちとは髪型をたくさん相談し合いました。
当時の大人の女性の髪形と、先生同士の年齢の違いを表すためにも。
私演じる富田先生は一番若いので、編み込みを入れることにしました。
普段の私は髪が短いのでお団子はウィッグです。
そして今回ご一緒させていただいた河合美智子さん。旦那様の峯村純一さん。
復帰後初の舞台。いつも明るく笑顔で稽古場にいらっしゃる姿に、
そしてどんどん力強く歩かれるようになっていく姿に私も力もいただきました。
ご夫婦で支え合っている姿が本当に素敵で、憧れの夫婦像になりました。
昔、オーロラ輝子さんの歌を好きで歌っていた時があったのでそれをお伝えできたのもうれしかったな。
脚本の高橋知伽江先生。
富田先生を私に、とおっしゃってくれたご縁からはじまりました。
最初にお話しをいただいた時に、正直とっても怖かったことを覚えています。
ほんの72年前に、私たちの生きる国、日本で起きたこと。
関わるからには徹底的に向き合わなくてはいけないし、そうしないと嫌だったから。
でもやはり向き合うのはとても怖いししんどいです。だから勇気がなかなか出ませんでした。
やるからには絶対に実際に広島に行って、チンチン電車を見て乗って、
そしてしっかりヒロシマを感じてこなくてはいけないとも
思っていました。
『ひめゆり』に出演した際も、一人で沖縄に行って、学徒がたどった道、様々な壕をみてきました。
真っ暗な壕。本当に怖かった・・・
自分にとって、戦争作品にたずさわるということは本当に覚悟のいることでした。
勇気を出してこの作品に飛び込み、多くの出逢いがあり、
そして本当に多くのことを学ぶことができました。
役者としても、人間としても・・・
富田先生という役から今までに自分になかったような面を引き出してもらった気がします。
知伽江先生から「どんどん富田先生になっていった」と言っていただいて本当に嬉しかったです。
この出逢いをくださった知伽江先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
レミMA1で。
いろんな意味でいつもとっても支えになっておりました。
けんかっ早い麻実ちゃん。
ありがとうございます。
ほんの72年前に自分の国で起きたこと。
知らないことだらけでした。
毎日を一生懸命生きた少女たち。大人たち。子供たち。
その方たちに恥じぬよう今を精一杯生きていこう、と強く思いました。
この作品に出逢えたことに感謝を・・・
この作品に出逢ってくださったみなさまに感謝を・・・
本当に、ありがとうございました!