昨日の続きです。

昨日、オジサンから直ぐに返信がきた。

「残念ながら、さようなら。
力不足ですみません。」

わかってはいたし、
きっと絶対約束なんてしないだろうと
思ってたけど、
あまりの速さとあっけなさに、
本当に彼にとって私って
どうでもよかったんだなって
わかって、落胆した。


それから考えれば考えるほど
ろくな男じゃなかったということがわかった。

(まあ、これは私の勝手な解釈で、
真実はわかりませんけどね)

結局彼は自分をやけに卑下してたけど、
本当はそんなことなく、
逆に私を見下してたんだとわかった。

私が若いから
本気だと信じれないんじゃなくて、
本気にしたくなかったのだ。

本気だと認めたら、
自分も本気にならなきゃいけなくなるから。

だから、
こんなオジサンに本気になるはずない。
(=だから遊んでいいんだ。)
彼の心の中はこんな状態だったんだと思う。

そんなことは梅雨知らず、
私はいかに自分が本気なんだ
ということを一生懸命伝えていた。

こんな風に特別に感じる感覚は
今までなかった、
だから歳の差なんて関係ない!
とかね。笑

ほんと、バカみたい。

彼はこれを聞いて
内心どう思っていたんだろうか?

バカな女だと思っていたんだろうね。

ちょうど良い、遊べる女ができた。
って感じだったんだろうね。

私はこの人なら
本気で好きになれるかもしれないとか
何故か思ってしまったから、
早々と体も許してしまっていたのだ。

こんなに早いタイミングで
許したことはなかったけど、
そのぐらい私にとっては
特別だと感じてしまっていたのだ。

なのに…
まんまと騙されてしまった。

こういう視点から振り返ると、
すべてに辻褄が合う。

自分がどれだけ一人で舞い上がって、
有頂天になって、
勘違いしていたのかがわかって情けない。

なんてバカだったんだ。
騙された〜

しかもあんなジジイに。

なんか、結婚詐欺をする人は
意外と不細工が多いとか聞くけど、
それと一緒じゃなかろうか?

綺麗だと怪しいと思うけど、
不細工だとまさか騙してないだろうと
安心するらしいのだ。

私もまさにそうだった。

逆に結婚詐欺じゃないかと
私を疑ってるフリをして、
私を綺麗だと持ち上げて、
いかにも自分は相応しくないとか言って。

「本当はめちゃくちゃ会いたいけど、
仕事も子供もいるし、
どうしようもないんだ。」

そして、
この年の差だから
本気になって捨てられたら敵わないから、
だから本気になれないんだ
とばかり私に思わせた。

それで私はひたすら彼に
信じてもらえるように頑張るという悲劇。

なんて上手いやり方なんだろう。

下手に出ながら、私をまんまと
コントロールしていたわけだから。

まるで自分は弱者で、
いたいけのない存在だと言わんばかりに。

そして私は弱い人→良い人
だとすり替えて、
遊ぶような人じゃないと
思い込んでしまったのだ。

敵ながらあっぱれ笑。


もちろんわかってる。
これらも全部、
私が大事なことに気づくために
起こったことだと。

『恋愛でも一番大事なのは
自分の軸を保つこと』

これがわかるための
出来事だったんだから、
そういった意味では
これも全て必要なこと。

例え彼が私を本当に
騙していたとしても、彼も悪ではない。

でも、
頭ではわかっていても心が傷ついてる。

まるで自分が価値がない人間だって
烙印押されたような気分になってる。

遊ばれてバカな女だって、
大事にされない女だって、
烙印押された気分

彼は私をみる目がなかっただけで
(逆に私も彼を見る目がなかったんだけど)
大事にしてくれる人はちゃんといるはず。

なのに…

何とも心がささくれてて、
仕方がない。


こういう時は、
好きなことして癒すしかないね。

一杯飲んで、
美味しいもの食べて、
アロマ焚きながら
ゆっくりお風呂に浸かった。

お風呂に入りながら、ケリークラークソンの
『stronger』が聞きたくなった。

(strongerってこんな曲↓)

この歌は今の心境とちょっと
被るなと感じたからだ。

『辛い経験が人を強くする』

意味のない経験はないのだと
力強いメッセージとパワフルな
歌声が心を震わせる。

これをかけながら、
適当に一緒に歌って
(もちろん英語なのでほぼ歌えてない)

結構、スッキリしたニコニコ

まぁ人生一度ぐらい
遊ばれてみるのもいいかもね。

いい経験になった。