M病院は、県内でもとても大きな小児科の病院で、
でも自宅からはかなり遠く、
車でも1時間位かかってしまうようなところにあった。
このような遠くの病院へわざわざ行かないといけないこと…。
気持ちとしては、やはり息子の状態はそんなになのか。。
と思ってしまうほど複雑な気持ちになったりしていた。
息子の自閉症スペクトラムという
発達障害の全貌がまだ見えない内から、
不安に苛まれて、でも奮い立たせて・・・。
を行ったり来たりしながら、ここまでやってきた。
小児精神科の受診の予約に関しては、
早くて半年待ち、
下手すると一年以上待たなければいけない場合もある。
そんなこともこの時、初めて知ったのである。
紹介されたM病院以外にも、セカンドオピニオンとして、
大津市内のS医大にも電話で連絡してみたが、
そちらに関しては、初診の患者の予約自体を取っていなくて、
門前払いであった。
需要と供給。。
需要そのものはあるけれど、供給がされない医療の現場。
もちろん病院や医療従事者、
そこで働く人たちが悪いのではなく、
いい意味でも発達障害と言うそのものの認識が
認知されるようになってきたことにより、
需要が増えてきて追いついていない、
と言っても過言ではないと思う。
私たちはコロナの影響もあって、
当時キャンセルが相次いでいたのか、
幸いにも運良く数ヵ月後に予約をとることができた。
電話越しに出られた受付のお姉さんも言っていたのだが、
我が家は、本当にラッキーだったと思う。
そしてそして、ついにその日がやってきた。
M病院にて、小児精神科の専門医と対面し、
診察を受けるのであった。
⑧へつづく
