受付が終わり、
「診察時間まで、お席の方で、
こちらの問診をお書きになってお待ちください。」
手渡された所謂所の『問診票』には、
通常、私達が内科や息子のかかりつけなどで書く
問診とは様子が違った。
何枚も何枚も息子の普段の様子について、
『どうだったのか』ということを
はい・いいえでチェックを入れていく。
まるで学生時代受けたセンター試験のような質問が
ずらりと並んでいた。
例えば、
●目線が合わないと思いますか。
●ひとり遊びを好みますか。
●遊び方について、目まぐるしく次々と遊びを展開しますか。
●言葉は遅れていますか。
●癇癪がありますか。
●名前を呼んだら反応しますか。
●耳が聴こえていないと思うことがありますか。
などなど・・・。
こういった質問を
(今から思えば、発達障害の有無を調べるための質問)
50〜100項目くらい
息子の普段の姿の細かなところまで
問診の時点で確認作業をするのだ。
うちの場合だと、
ずらりと並んだその細かすぎる項目に私は
「なんだか質問、
うちの子のことばかり言い当てられているようで・・」
少し怖くなるくらい、私が息子を育てている中の
違和感がまさに並んでいたのである。
質問に対し、『はい』ばかりが並んでいく。。
自慢じゃないが、人より勘のいい私は、
「これは、、もう。。。」
ほぼ、自閉症スペクトラムで間違いないな・・・
そんなことを感じていた。
11へ続く
