☆ 安田記念


子供の頃、親の理想で人生の選択肢を増やされたことはないだろうか?

例えば、塾や部活、習い事等・・・。結局自分自身が物心が付いた頃には

その全ての選択もが無になることだって日常茶飯事。

一般にプロと言われる方々は、幼い頃からそれ一本!

又は、その職業にリンクする下地で生活していたはずである。

従って、大人になってからピアノを習ってプロのなりたいと考えるのは

よほどの情熱がないとまず無理。


その考えで行くと、スーパーホーネットは危ない。何故フェブラリーSを

使ったのか?今更方向転換が難しい状況の中での新しい挑戦。

結果が出ず元の土俵に戻ってきた。職人の技を感じない。


リーチザクラウンはどうか?同じフェブラリーSを使かったとはいえ

まだまだ高校生か大学生。適性を絞る為の過程ととらえていい。

マイラーズSで目覚めた1600Mのプロの卵。現在の高速馬場は

折り合い不安のリーチにはとてもよい環境。ただし、配当面を

考えるとまだ、100%の信頼はおけず対抗まで。


◎ ファリダット

人間で言うところの素質ある不良青年。周りが1200M,1400Mの

好走を期待している中、「俺はそんなんじゃ100%の力は発揮できないぜ!」

という声が聞こえてきそう。この馬、強いものと戦えば戦うほど己をだせる

個性的な馬。「強きを憎み弱きを助ける」ではないが、気分的には

そんなタイプ。GIだけ狙ってみたい。


☆買い目(自分の)


ファリダット 単複


☆日本ダービー


昔から、運が強いものが勝つといわれる日本ダービー。

ただ、最近の傾向は、強いものが勝っているのが現状である。

今回のメンバーは、まれにみる混戦状態。この様なときこそ運を大事にしたい。


人馬あわせて、今回強運を感じるのは、下記3頭。


アリゼオ : 今回有力馬が差しが多い中、前々で競馬ができること

        また、ウイリアムズ騎手の前残りの技術も頼もしい。


ローズキングダム : 結婚したばかりの後藤騎手が小牧太騎手の騎乗停止

              によりチャンスをGET!

              (情に厚い橋口調教師ならではの選択も魅力)


ヴィクトワールピサ : 皐月賞代打予定が武豊騎手の遅れにより再び騎乗


横山典・蛯名騎手の馬のセンスや適性を見抜く能力は尊敬に値する

ことを考えた場合、まず、お手馬のアリゼオを手放した以上、アリゼオからは?


あれだけ、極度のプレッシャーを自分に与え、皐月賞で結果を出した岩田騎手。

42.195KMを先のことを考えず、精神力でクリアしたランナーが突然、また

極度のプレッシャーの場を与えられ、どうだろう?


バラ一族らしさ?がでできたキングダム。本当は内田博騎手のほうが

良いイメージがあるが、後藤騎手の強運にとても魅力を感じる。

ただし、本命ではなく対抗。


◎ レーヴドリアン

間違いなく府中2400Mに向いている超持続性キレもの。

ブエナビスタのような追い込みはいつもゾクゾクさせられる。

ただ、いまの府中は、最後方では届かない。

10番手くらいで最後の直線を迎えてほしい。


☆買い目(あくまで自分の)


レーヴドリアン単複


レーヴドリアン ー ローズキングダム

         ー ヴィクトワ-ルピサ

          - アリゼオ

          - ペルーサ

          - ヒルノダムール

          - ルーラーシップ

          - ゲシュタルト

          - トゥザグローリー

          - リルタヴァル

          - ダノンシャンティ の順

       





☆オークス


桜花賞1600M、オークス2400M。距離も場所も異なる2つの舞台。

ただ意外なことに、桜花賞好走馬が連対することが多い不思議なレース。


3歳牝馬は、素質や能力で走ってしまう証明でもある。

しかし、今回のオークスは趣きが違うような予感。


いわゆる「蛙の子は蛙」の可能性が高い気がする。

まず、思い切って無印にしたいアパパネ。

能力は抜群、調教も抜群。ただし、2400Mの素質は?

母の父とお母さんのDNAは短距離馬。

これだけのDNAで優勝することがあれば、カールルイスが

10KMマラソンで優勝するようなもの。


◎ サンテミリオン

各ゼンノロブロイ産駒のなかでも素質もルックスも1番の「蛙の子」

噂によるとまだパドックで見栄えするBODYではないらしいが、

センスがたまらない。また、前が止まらない府中の今の馬場も

この馬に味方しそう。


○ アグネスワルツ

今回1番展開に恵まれそうな彼女。

各陣営あまりマークしない人気薄もいい。

2400Mを大逃げでスタートし、途中ペースを落として最後の直線の

余力を残す作戦をさせたら、すごく怖い存在。


1発は、ショウリュウムーン

内田博に乗りかわり、チューリップ賞の木村健を思い出す。

この馬、きっとMである。腕っ節の強いジョッキーに喜びを

感じる可能性大。2400Mの距離も魅力。