10月14日、0時半、深夜の助産師(ベテラン!)さんに代わり、内診してもらうも9㌢…




ベテラン助産師さんが「促進剤検討しようか」と、先生に相談してくれ、2時より促進剤開始。
12ml/1時間あたりで開始。




なかなか効いているのかいないのか分からず、このあたりから記憶は曖昧です。






4時15分、子宮口全開!!!そして破水!!!
生暖かい感じでした。






助産師さんより、「羊水ちょっと多めだったね。あとこれから赤ちゃんが降りてくる時間があるからね」と言われる。







とりあえず全開になったから頑張ろうと思えた。

するとお母さんが旦那を呼んできてくれ、ここから2人の付き添いとなる。

陣痛がくるとお母さんは腰を擦ってくれ、旦那はおしりをテニスボールで押さえてくれていました。お母さんは一晩中「頑張れ、頑張れ!」と声をかけ続けてくれました。





このあと徐々に促進剤のペースが上がり、陣痛も究極の痛みへ、息みを逃しても逃さなくてもいいと言われたけど、促進剤のせいでか身体全体で息まさせてる感じ、身体中が裏返るような感覚でした(´Д`)





何度か内診をし、何度か足を開いて息んでみて赤ちゃんが下がってくるか見ましたが、なかなか排臨せず…





先生とベテラン助産師さん二人でこそこそ相談していたみたいで、私が「自然じゃ無理ですか?」と聞いたのですが、無言でした…






このあたりから酸素10リットルで開始。








そして、朝がきてしまいました。









7時15分、日勤の先生達が現れ、女医さんが吸引分娩しますと説明があり、いつの間にか旦那とお母さんは廊下に出されていました。



もういなくなったら心細かったです。








旦那とお母さんは廊下で、「吸引分娩をします、数十分で産まれると思いますが、もしかしたら帝王切開になる可能性もあります」と先生から説明があったみたいです。









私は吸引で出てくるとばかり思っていました。








が、なかなか出てこず…







というか、吸引の機械つけるときものすごい痛み!!!
陣痛の痛みなんだから機械つけるときの痛みか判別つきませんでした。







私が「息み方がわかりません」といったら女医さんが「足をパタリと開いて、レバーを腕でひくようにしてください」と丁寧に教えてくれました。




その女医さんが担当の先生となりました。




このあたりで赤ちゃんの心拍数が60台まで下がり、先生達がPHSで「急変です、先生呼んでください」とか言っているのが聞こえました…



私は酸素吸わなきゃと必死でした。








そうしているうちに新生児科(NICU)の先生方が3人集まって産まれあとの準備が始まりました。





既に産科の先生3名、恐らく研修医2名、既に計8名。




助産師さん3名以上、師長さんも頭側にいてくるて、「日勤のスタッフ呼んで!」と言っているのが分かりました。さらに人数は増えたいたと思います。













その後も、先生に張ってきたら教えてくださいと言われ、その度に先生が吸引をしてくれました。







途中で張ってくるのかこないのか感覚も分からなくなってきて、「きそうです」というもこなかったりして、今度は私の頭側にいた先生が「大丈夫、そういうときもある!張ってくると分かるよ」と励ましてくれました。(30代位の体格がちょっといい先生)






すると、何度目かの吸引の時に、よく声をかけ励ましてくれていた体格のいい先生が私の頭の上の方に台をおき立つ…






これってもしかして、お腹押されるのか!?!?!?







「なかさんの力で産むからね」といい、息みと吸引に合わせ、まさかのお腹押し…(;_;)/~~~





究極に息んでるところ、フッフッフッフッって大きな身体で押されるものだから次の息を吸いたくても吸えなくて、苦しくて…











想像をはるかに越える苦しみ。。。









この先生は状況を教えてくれる先生で、「赤ちゃんの回旋が悪くてなかなか降りてこれず赤ちゃんちょっと具合が悪くなってる」と教えてくれました。
また、あかちゃんの推定体重いくつ?と聞かれたので、「最後が3000ちょいです。(3200㌘と言われていたため)」と伝えました。





丁寧に説明と励ましをくれるため、お腹を押されても冷静でいられたのだと思います。
そうじゃなかったら叫んでたと思います。










結局吸引でダメそうだったので、今度は「鉗子にしよう」と。





すると鉗子分娩ができる先生がすぐ現れ(部長)、丁寧に説明してすぐさま始まりました。







吸引つけるときの痛みもものすごく痛いけど、鉗子を入れるときの痛まの方が半端ない痛み!!!









すると、部長先生より「まだ赤ちゃんが上の方にいる、経産婦だったらできるけど、初産婦だからもう数分降りてくるのを待とう」と説明を受けました。







この時点で8時半、ここまできたら数分ってどれだけ???と思いながらまた横向きになり一人我慢。







陣痛が来る度に身体が裏返るような苦しみに耐えました。










9時になり足を開き準備。









鉗子をしましたがやはり難しい、先生達がもう一度吸引で!と言い、何度目かと吸引したあと、助産師さんに代わったため、「きっと出てきてるんだ!」と思い、最後の力を振り絞り息みました。(お腹を押されながら。。。)








9時21分、出てきた感じもよく分からず、ただ痛みが引いたので、「出たんだ」と思いました。








出てきた時に、「頭大きかったね」と言われました。










羊水混濁もあると聞いていたので、具合が悪いのは聞いていたので、産声をあげないのも分かっていました。





ですが、「泣かないですね」と呟いてました。



その後は赤ちゃんが飲んでしまっている羊水を取ってくれている処置をしてくれていると説明されました。







数分後、ようやく赤ちゃんのか細い鳴き声が聞こえてきて、まだ赤ちゃんの姿を見ていなかったので、産まれたんだとようやくこのとき思えました。






チラッと見えた身体の色は白っぽく悪かったです。
羊水を緑っぽい色のものが大量に吸引チューブに引けているのが見えました。










その後は切開した部分の傷の縫合と、そこから膣の中に裂けた傷の縫合を。






吸引や鉗子をやると中まで裂けることが多いようです。






中を縫うときは痛かったけど陣痛に比べれば全然。







30~40分後、赤ちゃんは保育器に入れられ、新生児科の先生が私の横に連れてきて保育器を開けてくれ、手を握らせてくれました。
この時まだ安心はできないけど、ようやく産まれてきてくれたんだと実感し、涙が出てきました。涙

身体全体色は白っぽく、呼吸器を入れ、呼吸を補助してもらっていました。
そこで性別判明。
それまで誰も教えてくれませんでした。
状況が切迫していたので…






新生児科の先生が、「羊水を大量に飲み込んでいたので呼吸器を入れて肺を洗浄する処置をしていきます、羊水を取れば元気になります。あとは肺炎の治療をしっかりしていきます」と説明してくれました。






そしてそこに旦那も通してくれました。
旦那も保育器の中をのぞき説明を聞き、赤ちゃんはNICUに連れていかれました。
そして私の方に来てくれて、私はさらに涙が止まらず、旦那は頭を擦ってくれました。
声をかけてくれた気がしますが、泣いていてよく覚えていませんが、やっぱり優しい人だなぁと心から思いました。




私は24時間以上ついてもらっていたのに立ち会いが叶わず、旦那に申し訳ないと思い、「長い間ありがとう、でも、ごめん」とだけ伝えました。旦那も涙してました。







その後は入れ違いでお母さんが入ってきてくれて、また涙。。。
「本当にどうもありがとう」と伝えました。



もう二人には感謝しきれません。








本当に旦那と結婚して良かった。
本当にお母さんの子供で良かった。
と思うことができた出産でした。









私もそういう風に思ってもらえるお母さんになりたいと思います。

また、息子には旦那のような人に育って、将来結婚してもらいたいなと思います。







産まれた日の夜です!
だいぶ具合悪かったけど…






初めて3人で撮った写真です(*^^*)
こんなに元気になりました!


長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)