命の大切さ | Laugh and be happy★

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浅田真央さんを応援しています。平凡な毎日の出来事を書いています。

重いタイトルですみません。
今年はうさぎ年ですね。
アメブロを始めてから、うさぎを飼っている方たちのブログを読ませてもらって、
うさぎ可愛いなぁと思っていました。
いつか私も飼いたいと思っているのですが、こんなかなしい記事を読みました。。。。。


最近、増える捨てウサギという記事を読みました
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110118-00000633-san-soci



ここで私の経験談をお話したいと思います。



私は今まで飼ったことのある動物はゴールデンハムスターとミドリガメです。
ハムスターを最後に飼ったのは、22歳のときでした。
名前はメロン。
2年経ったある夏の日、会社から帰りメロンの小屋をみたら、寝ていました。
少しすると、物音に気付き目を覚ましました。
そして寝ていた部屋から出てきたメロンを見てびっくりしたのです。
腰から下が動かず頭もまるで骨がないかのようにぐねぐねしていたのです。
あまりにびっくりして急いで動物病院に連れて行きました。
先生から言われたのは、『暑さからくるもので脳が麻痺して体にきてる』とのこと。
先生にこの状態では、『2日ぐらいが限界です』と言われました。
私はあまりにメロンが苦しそうで、可哀想で、先生に『安楽死させてください』と
泣きながら言いました。
あまりにも苦しそうなメロンを見ていられなかったから。
そのときはどうせ助からないなら楽にさせてあげたい、それだけでした。
でも先生は『こんな小さな命だから、助からないかもしれないけど、最後まで看取ってあげて』
と言われました。
その言葉にわたしは、ふと我に返り薬をもらい、メロンと家に帰りました。

それからは、夜も小屋の隣で寝ながら看病を続けました。
次の日、小動物に詳しいという病院に行きもう一度見てもらうことに。
『神様~、どうかどうかメロンを助けてください!!!』
でも、先生に言われたのはやはり脳からくる麻痺ということでした。
先生が『麻痺がとれるお薬でもう一度様子を見ましょう』と言ってくれました。
それから、1日、2日、3日経ちました。
なんと、びっくりすることにあれだけ麻痺していた体が動くようになったのです。
そのとき、私は先生に『安楽死させてください』と言った自分を反省しました。
助かる命を私が奪ったことになったかもしれないと。

体が動くようになったとは言え、完全に健康には戻りませんでした。
やはり少しの麻痺はあるようで、ご飯を頬袋に入れても出すことが自分でできなくなってしまった
のです。
先生に、『こうやって取ってあげてください』と言われても、なかなか取れなくて苦戦しました。
餌を砕いてあげたり、なるべくやわらかくして食べさせたりしました。
それでも、メロンが生きていることがただただ嬉しかった。

でも、また悲しいことが起こりました。
今度は、お尻から下血したのです。
すぐに病院へ連れていきました
レントゲンを撮ってもらうと、子宮にがんがあり、腫瘍が破裂して血が出ているとのこと。
小さい体なので、血がこのまま止まらなければ死んでしまうと言われました。
メロンは苦しそうに体を動かします。
その度に血が出てきて・・・・。
でも、私がしてあげられることはそばにいて看病してあげることだけ。
その日一日はずっとそばにいてあげました。
すると、奇跡的に1日ほどで血が止まり、メロンも死なずに生きていました。
この時ほど、奇跡があると信じたことはなかったと思います

血は止まったけど、あらたに栄養がとれなくなり点滴をしなければだめになりました。
家でも注射針で栄養剤を入れてあげるようになりました。

そんなことを続けて、約5カ月。
メロンは天国へと逝きました。
2年5カ月生きました。

私の『安楽死させてください』と言った言葉。
なんて、ばかなことを考えたのでしょう。
生きる命なのに・・・・。
今は、あのときに本当に安楽死をしてなくて良かったということ。
できれば、最後まで健康な状態で生きさせてあげたかったけど、人間も動物も寿命はあります。
最後まで、愛するペットを看取ることがことができたということ。
もう、メロンが死んで長い時間が経つけれど、あの一緒に過ごした時間は忘れたことはありません。
記憶は薄れてはいってしまうけど、これからも自分の心に残るでしょう。





ちーちゃんのブログ





当たり前だけど、ペットも人間と同じ命です。
どちらも、かけがえのない命。
最後まで、自分の家族を愛してもらいたいなと思いました