先輩夫婦と私とで弁護士さんと打ち合わせをした。

 

弁護士とは基本的に調停の時にしか顔を合わさず

あまりに短いメールでしか連絡がないので、どう答えていいのか分からないことも多く

失礼なメールだな、と思うくらいの

例えば「〇〇さま」もなく

ただの挨拶だとしても「お世話になっております」とか、一切何もなくいきなり書き出している。

 

先輩は、私と弁護士のこれまでのやりとりを聞いて

コミュニケーションがきちんととれていないし、これでは信頼関係が成り立たない、

例えば「面会調停はしますか?」のメールだけでは通常はどう判断するのかのベースがない側にとっては混乱するね、と言い

 

面会調停はしますか?って聞かれてもさ。

したらどうなる。いくらくらいかかる。

どんな事を決める。するメリット。

しなかった場合はこうなる。

しないデメリット。

簡単にでも、そのくらいは伝えるのが通常だと思うけどね。と言った。

 

聞いてみたい事もあるし、どんな人か会ってみたいからという事で

弁護士事務所で、先輩も含め顔を合わせて打ち合わせをすることになった。

 

弁護士とメールで日程を決めるやりとりで

「私達3人がそれぞれ仕事の調整をしていくので、午後の時間帯で

いくつか弁護士さんの都合のいい日程と時間をあげてほしい」とお願いすると

「〇〇日の夕方がいいです」と返信がきた。

 

私はまた少しうんざりしてしまい

先輩に「夕方って書いてありますね」と転送すると

「夕方って何時なんだよ。弁護士事務所17時までなんでしょ?」と帰ってきた。

 

当日、先輩夫婦と私で事務所に行った。

先輩からいろいろと質問や話しをしてくれて

〇〇さん(弁護士)は慣れてらっしゃると思いますが

もっと詳細に説明してくれないと当然離婚調停が初めてのChiiちゃんから質問も出ないでしょうね

 

今日は苦情を言いに来たのではなくて

Chiiちゃんと〇〇さん(弁護士)が同じ方向を向いて、Chiiちゃんがしっかり進めるようにと思って

我々が図々しくもついてきました

 

など、私では言いにくかった事も伝えてくれた

 

弁護士は一度席を立ち、部屋を出て、自分の机から書類を持ってきて

「私は、もうChiiさんのサインを頂くだけというところまで面会調停の申し立ての書類を作ってあるんです」と

書類を私達に見せながら

「こちらはChiiさんの返事を頂くだけになってるんですよ」と言った。

 

先輩が

「返事を待つだけで準備はしてある、という前に

面会調停をするかしないか、Chiiちゃんがどうやって決断するかがまずは重要ですよね。

何が心配で迷っているのか、したらどうなるのか、しなかったらどうなるのか。

普通は、いくらかかるのかも最初に知りたいですよね。婚姻費用ももらっていないぎりぎりの生活なんですから。

そのあたりは先にお話ししていただいてますか?」と言った。

 

私はかろうじて「いくらですか、と質問はしましたが要相談と・・」と言った

 

すると、「費用は…そうですね、要相談ではありますが」と、また言葉を濁され

先輩が「とんでもない値段ではないかもしれませんが、それでどうやって決断するんですか?」と言ってくれた

 

話しをする中で

離婚調停が不成立になってしまうと、裁判を起こすまでの間は何の契約もないので

何かあっても弁護士の介入ができなくなること、

面会調停は申したてて、ある程度約束事を決めた方が、相手が勝手な行動に出ないよう抑止力になる、

などから、先輩夫婦の勧めで面会調停を申し立てることになった

金額も、おおよそで確認できた

 

一時間半くらい4人で話しをして、事務所を出る際に

先輩の奥さんが「今後ともよろしくお願いします」と言い、

弁護士も、先輩に挨拶をした。

私が最後に挨拶をしようとすると、弁護士は私の方は見ず挨拶もせずに事務所へ入って行った

 

そういうところが嫌だ、と思った

私がいいクライアントでなくても、普通は帰り際くらい目をみて挨拶したっていいのに。

 

たぶん気が利かない人なんだろうけどね、と帰りの車で先輩の奥さんが言った