先日、銀行に行く用事があって午後半休をとった

調停でも平日休まなくてはいけないし、自分の体調不良で休むこともあったので

今年もらった有給はもう3日しかない

 

それでも時給で働いていた時は年末年始などには

一気にお給料が減ってしまうから

正社員になって一定の給与があるのはすごく助かることだと思う

 

営業職になって、営業のセクションに席もうつった

今の会社では私は初めての女性営業だし

年下の営業さんも数人いるので

気を遣わせてしまう事もあるかもしれないけれど

基本的にみんな話しが上手で、冗談もたくさんいうし

ミーティングも笑いがたくさん起こる明るい職場だと思う

 

ノルマや、売上順位を競うといった事も会社としてやっておらず

助け合って、アイデアを出し合って、分からないことはすぐに聞けるので

チーム感がある

 

私はもともと笑い上戸で、誰かの言ったちょっとした面白い事にすぐ反応してしまうのだけれど

半休をとった翌日、朝から軽く営業内で朝礼のようなものをした時に

みんなが真剣な話しの合間合間に面白おかしく話しをするので、たくさん笑った

 

仕事の席は各自キュービクルの半個室になっていて

ひとりひとり、立ち上がらないと顔が見えない高さのパーテーションで区切られている

座ったまま呼び掛けて会話したりもする

私が入っていない会話でも、聞こえてくる内容に笑ってしまったりする

 

すると、10こくらい年下の営業さんが自分の席から仕切り越しに

「〇〇さん(営業部長)、やっぱりChiiさんがいるといいっすね!」と部長に向かって言った

 

部長も「俺、昨日Chiiさんがお昼で帰ったあと全然喋らなかったよな」

「なんでも拾って笑ってくれるから腕が落ちるけどな」と冗談を言って笑っていた

 

みんな、社会人経験はあってもこの年で初めて営業職についた私に

本当にたくさんサポートしてくれて

さらに、Chiiさんがいないと笑ってくれる人がいないからつまらないと言ってくれて嬉しかった

 

もちろん会社だから仕事をして成果を出すのだけれど

ずっと、何か役に立たないと自分は価値がないと思っていて

結婚してしまった 会社を辞めてしまった

お母さんになってしまった 子育てしかしてない パートしかしてない

私は役立たずと思っていた

 

職場での他愛のない会話だけれど

「私」自身を受け入れてもらえている感覚が嬉しかった