先日、冬のボーナスの支給日だった
4月に正社員になり夏にもボーナスをもらったけれど
冬はぐっと額が増えるからね、と社長から言われていた
その代わりに
4月から扶養を出て自分で払うはずだった社会保険料を賞与で精算することになっていた
10月の給与からは通常の給与から天引きになっている
保険証をもらって、ひとつずつ事が前に進んでいると思ったけれど
今まで払うはずだった半年分の社会保険料を算出してくれて
一気に払うには金額が大きいので
会社で建て替えて月々返してもいいし
ボーナスで精算してもいいし、どうしたいかと部長が確認してくれた
毎月の給与額は少ないので
月々の控除+返金となると毎月の手取りが少なくなって生活が厳しくなってしまう
部長に「それ(精算額)以上頂けるということですよね。ボーナスで精算出来るならそれで構いません」と答えた
返し終わるまでの何か月、場合によっては1年もかかるかもしれないのに、
明細の控除額を見てずっとモヤモヤし続けるのも嫌だった
半年分の社会保険料は計算してくれていたので分かっていたけれど
賞与の額は支給日まで知らないので
当日、明細を見て、控除額の大きさに「この半年分がなければ」と
考えても仕方ない事が頭の中に浮かんだりもした
でも。
満額のボーナスをもらうのは夫と同じ会社で正社員だった頃以来だったから
単純に、嬉しかった
まずはここまでこれた
正社員として、英語を使う仕事にもつけた
振り返ってみれば、それだけでもすごく前進していると思った
何も出来ない自分だと思わなくてもいいかもしれない
小さい会社なので未だに明細は紙で渡されていて
賞与日だけは社長から配られる
「今回はちょっと精算額が大きいけど」と声をかけられたけれど
「一生で考えたら大したことないです」というと
「まだこれからだからね」と言って笑っていた
もっと都内よりに引っ越しもしたい
もっともっと稼いで
子供達の学費の心配もしたくない、
家を出て行ってしまう前に、たくさん3人で旅行もして思い出を作りたい
それで行くとずっと今の会社にいるのがいいのかは分からないけれど
ちゃんと前に進んでいるんだから
一見すごい金額の控除額に見えるけれど
この一回の精算で終わる金額なんて、もう気にしないでいい