調停で、前回の面会について聞き取りがあった。

女性の調停員が夫に面会はどうでしたか?楽しかったですかと聞いたところ

 

ええ、まあ。

そうだったと思いたいですね。

4人一緒だったらもっと楽しかったでしょうね。

 

と言ったらしい。

 

横で、男性の調停員があきれたような顔で聞いていた。

いかにも夫の言いそうな事だなと思った。

 

調停員の方に、私側からも面会の日の様子を説明した。

 

いないはずの夫が、引き渡し場所にいて動揺したこと

さらに運転席に近づいてきて話しかけられたこと

帰りも、夫が娘の近くにずっといてどうやって引き取ればいいか困惑したこと

 

 

 

 

 

 
夫は、帰りのことについては
「暗い中、一人で置くわけにいかないのでそうした」と言っていたらしいが
私に話しかけた事などは何も言わなかったらしい
 
弁護士が
「まだ、“本当にChiiは俺のことを怒っているのか確かめたい“みたいな気持ちがあって
直接話せばどうにかなるとか、優しく接すれば話しが出来るとか思ってしまってるんですよ。
もはやそんな段階ではないという、自分の置かれている状況がまだ理解できていないんです。
こういう方はすごく多いんですよ。」と言った
 
怒りは相変わらず湧いてこない。
どんどん悲しくなっていく。
夫は理解できないのにひどい目にあわされている気になって、
つらいだろうし怒っているだろう。
 
私が会いたかったら会うに決まっている
戻りたかったら戻るに決まっているのに
4人一緒だったらもっと楽しかったでしょうね、という。
 
どんな私を見て、そこに一緒に行って楽しんでいる私なんだろう?
 
私も、仲良く暮らしたかったよ、と思う
それは優しい夫で、私を無視しない夫で、子供に虐待じみたお説教をしない夫の姿で。
それはこの人なのか? こうだったらいいな、だけの想像の人なのか
 
 
次回の面会については、行きも帰りも、夫の「子供だけにしておきたくない」という言い分も少しくみ取って
遠巻きに姿が見えるところで、という事になった
 
「Chiiさんは遠くからでも姿が見えて大丈夫ですか」と確認があり
大丈夫です、近づいてきたら逃げます。と答えた