息子は、素直でやんちゃでまだまだ幼いけれど

だんだんと息子なりに反抗的な言葉を使って

口ごたえしてきたり


友達とのオンラインゲームでは

盛り上がって汚い言葉を使ったりもする。



母として、女性として

嫌だなぁとか、心配だなぁと思う事もあるけれど

ある程度は仕方ないし

成長の証でもあるから、何でもかんでも叱るとか

やめなさいとは言わないようにしている。


学校楽しかった、というのに

何したの?と聞くと、

忘れた!と言う。


素敵な図工の作品を持って帰ってきて

すごいね、これどういう仕組みなの?と聞くと


うーん、

ごめん、めんどくさいから教えない!と

言われる。



娘のように、おしゃべり好きで

何でも報告してくれるタイプではない。




ある日は、息子がトイレから出てきて



お母さん!

俺さぁ

今トイレに座ってて、暇だったから

俺って幸せか不幸か考えてみたんだけど


俺って幸せだなと思った!


と元気に教えてくれた。



もっと小さかった時

多動気味かと心配して相談に行ったことがあるくらい

あれこれ興味津々な息子は

トイレに座っている間をもてあまして


自分の人生が幸せなのか考えたと言う。



そして、トイレから出てきて

幸せと言う結論に行き着いたと教えてくれた。



何なの、それ、と心の中で笑ってしまう。

男の子はというと語弊があるかもしれないけれど

息子は相変わらず言うことが唐突でよくわからない。

おもしろい言動だけど、

幼いような、成長したような不思議な気分になる。



でも、なんにしても

幸せって思ってくれてるんだね。




そっかぁ

◯◯が幸せでよかったよ

それをトイレで考えたんだ?



と言うと


そう!と答えて

また息子はゲームに戻って行った。



前の学校の担任との面談でも

◯◯くんは、

その時その時をキラキラ生きてますね、と言われて

私も同意していた。

瞬間を、生きている感じ。



娘は、どちらかというと

繊細で先の事を心配しすぎるかもしれない。



あれこれ不安はあるけど

今が大事。



幸せな瞬間があって

それが続けば、ずっと幸せだから。