不登校だった時も

摂食障害だった時も

結婚生活でも


こんなにつらいのに

どうして病気にならないんだろうと

当時は、そう思っていた


でも

適応障害も

摂食障害も、そんな呼び名も知らなかった


家を出る前の

何をしても涙が流れて

身体が重くて

死にたい、消えたい、と思っていたのは

病院に行っていたら、呼び名がついたかもしれない



子供の世話が出来ているから

仕事に行くことが出来ているから


布団から出ることができているから

病気になれていないんだ


なんで起きてしまうんだろう


私は強いんだろうか


私がつらいと感じていることは

きっと本当はたいしたことではないんだ



お母さんに電話しても

忙しいから切るわねって言われた


甘えてるんだ、わたし



そんなふうにやってきたけど

家を出て、とんでもない事をしてしまったと思ったりもしたけど


私は何者かわからなかったのに

本来の自分なんてないと思ったのに


今は、少しずつ本来の自分になっていくのがわかる