前に働いていた保育園に借りたい物があっておじゃました。

昨年担任してた子たち、1歳の部屋をのぞくと私に気がついて窓の方へ走ってやって来た。

ちょうど大布遊びをしていて、オーガンジーの薄布を歌に合わせて子どもたちの頭の上で上下させて、それを見て大喜びしていた子たち。

その興奮冷めやらないところに私が顔を出したので、そのまま、わー!と喜んで集まって来た感じ。


4月の異動から久しぶりの訪問だったので、1歳の子たち、さすがに忘れてるだろうなーと恐る恐る部屋をのぞいた。

なので、こんなに大歓迎されるとめちゃくちゃ嬉しい!としばし遊んでから帰った。

あんな小さい子たちが覚えてくれていた事に感謝だ。このところ、しんどい事が多かったし。

ボロボロになってヤサグレた心が癒やされた。


担任してたらこんな感じだよねー。

今の園は異動したてってこともあるけど、これからは担任する事もないので、こんな感じもないよなー。

ちょっとさみしくなった。

さっきまであんなに楽しかったのに。


園長が言うには、担任しなくなっても全園児を見ている!と思えばいい。みんな自分のクラスの子!と考えて!と言うけど、この1ヶ月半、ほぼパソコンとにらめっこしている私には、園児全員が自分のクラス!と思うのは、かなり難しい。


0歳クラスの1年間、一緒に過ごして成長を間近で見守ってきたから、あの子たちもしばらく会わなくても覚えてくれていたのだろうから。

ほとんど触れ合わずに、クラスの子!って思えるほど、私はできた人間ではない。


自分がやりたい事をやって生きていくには、どうすればいいのか。

考えさせられる日になった。