保育計画は予定だから変更したからって文句は言わないけど、散歩の計画を雨でもないのにドタキャンはどうなのか?と思う。
担任が遅番だったので、彼女が出勤するまでの穴埋めで私が入り、そのまま散歩に行く計画を立ててあった。
一応、散歩は園外に出るので大人の人数を確保してルートを決めて、簡単にだが事前に計画してある。昨日の帰りにもその話をした。
3歳児クラス。担任が来るまでに朝の集まりを子どもたちとして、そこで今日の散歩に行く予定を話した。
子どもたちも当然「さんぽだ!」と喜んで、トイレに行ったり水分補給をして帽子を被り、担任が出勤してくるのを待っていた。
そうするように、こちらも準備しているし、子どもたちが楽しみに待てるような働きかけをしていた。
担任が来て、どこ行くの?(保育士は知っているが担任が来たら聞いてみようと話してあった)とワイワイ言い出すと
「今日はやめとこうかなー。」と担任。
子どもたちも他の職員もえ?って顔すると、昨日のダンゴムシの製作物でごっこ遊びをして、製作物を持って帰らせようかと思って!
との事。
おい!昨日の帰りまで散歩行く気やったやん!
とツッコミたいが、子どもの前では言えないので、「えー?そうなん?どれ作ったん?見せて!」と気持ちを切り替えて盛り下がった空気を盛り上げる。
子どもたちも帽子を脱いでダンゴムシの被り物をお道具箱から出して頭にのせて嬉しそうにやって来た。ありがとう!3歳児さん。
しばしワイワイやって、散歩行かないなら私のお役目はなくなったなーと事務所へ。
園長に、あれ?散歩行くんじゃないの?と言われ、経緯を話すとちょっと怪訝な顔をしていた。
本当は私が担任を指導する立場なのかもしれないが、それもできず、すごすごと戻って来たのもダメなのだろう。
なんだかなーと思うけど、子どもたちも楽しそうにダンゴムシになりきってごっこ遊びしてるし、子どもが楽しければそれでいいか!といろんなモヤモヤを飲み込んで、終わらない事務仕事に取りかかった。
子どもの期待やワクワクを裏切らない保育を自分はしてきたので、こうもあっさり予定変更する感覚に驚いた。しかも、事前に相談なく子どもの前で変更なんて。
子どもの気持ちをガッカリさせない方に気持ちがいって、担任に意見する間もなかった。
終わってから担任に言おうかなーとも思ったが、まだ嫌ごとを言うほどの間柄でもないし。気を遣う。
3歳児さんにしたら、タダの嘘つき先生の私。
なんだか微妙な立ち位置にモヤモヤが止まらない今日この頃だ。
五月病ではないが、仕事に行く気がしない。