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今まで仕事をしてきて、こんなに嬉しかった日は思い返してもきっとない。
あたしが上に立たなきゃなくなったあの日から、二年。
その一年半は苦労と挫折と、そして絶望の日々だった。
あんな奴に務まるハズなんかない、そう言われ続けた。
気持ちも売上も向上しない。
スタッフをまとめる事も出来ない。
足りてない所を隠すように無理矢理笑顔で取り繕って、泣く時はいつも独りだった。
理不尽な事で怒られた事もあった。
尻拭いの為にプライドを捨てて頭を下げた事もあった。
売上の為に時間を費やして寝れない日々が続いた事もあった。
スタッフを守る為に暴力もセクハラも受けてきた。
そんな毎日に希望なんて見出だせないのに、誰かに頼れないのはあたしの弱さ。
自分で自分を潰して、壊れていくのが分かった。
偽るのがうまくなった。
弱さを隠す為の強がりがうまくなった。
誰かを信用する事がなくなった。
そんな毎日に生きたいとも思わなかった。
でも、あたしは希望を見付けた。
あたしの毎日は間違ってなかったって心から思った。
スタッフの言葉に救われる日が来るなんて、思ってもなかった。
それくらい、あたしの人生で大事な事が起こったそんな何でもない一日。
と、同時に大切な人の存在を再確認する事が出来た。
あたしのミチシルベじゃなくて、帰る道を作ってくれた人。
あたしの仕事と性格を理解して、ただ帰っておいでと言ってくれる人。
そんな大事な人達。
この先別々の道を歩む事になったとしても、今日という嬉しい感情をあたしに芽生えさせてくれたから。
各々の道で幸せになってほしいと、心から思う。
希望が出来た。
道が見えた。
帰る場所もある。
幸せってこーゆー事なんだね。
嬉しくて泣きそうになったのは、始めてだったから。
あたし、生きててよかった。
∮今のこの気持ちを忘れない為に
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