知らない人、いる?ってくらい有名な宮沢賢治の銀河鉄道の夜。
短編集なんですね。知らなかった。
だけど、全部それぞれ繋がっているような…全て読んで銀河鉄道の夜を理解できる気がします。とりあえず、一話目はちゃんと読んでおくべきですかね。このお話の原点のような気がします。
この本には宝石・お花・星なんだかキラキラした世界がたくさん出てくるんですよね。なんかこう、引き込まれますね。
この作品自体が宝石だったり、星だったり、花だったり。何年経っても色褪せないいつの時代も美しくキラキラとした世界を書いたものなんだなぁと。
ちょっと圧倒されました。
その中でも群を抜いて素晴らしいのがやはり、銀河鉄道の夜。
あらすじを知っているのもありますが、やはり、なんかこう、オーラが違いました。
知っている方も多いかもしれませんが、心に残ったシーンを抜粋しときます。
忘備録も兼ねて。同じ本でも読むたびに、心に残るシーンが違うんですよね。だから、今の気持ちを残しておきたいなぁと。
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「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」
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誰もが感じるもやもやとした思いをうまく言葉にしてくれてますよね。
登場する全てが少しメルヘンで、子供の本のようで、だけどそうじゃない。
宮沢賢治、集めようかな。
食欲の秋
読書の秋
良いものにより沢山触れたい秋です。
そんな秋が好きです。
ではみなさん、今日も頑張りましょうー(o^^o)