少し前のお話。






幼稚園に行くと


周りのママ達は楽しそうに話していて


久しぶりの再会を喜んでいるよう



私のことは華麗にスルーで

私は透明人間になったみたい





私は愛されてる

私は愛されてる


呟いて




私は愛されてるはずだから


ここにも私を愛してくれる人がきっといるはず



必死に探してた





でもふと思ったんだ





私は愛される人って



例えその場所に私を愛してくれる人が一人もいなかったとしても



私をすでに愛してくれてる人はいるから



そこにとどまって必死に愛してくれる人を探さなくても大丈夫



そういうことなのかも





そうだ


すでに私を愛してくれてる人がいなくなるわけではないんだ




新月の日に


ふとそんな想いが腑に落ちた