早いもので、明日4月1日はセザンヌ先生の一周忌となります。


より厳密に言えば、一年前の今夜こそが、私の足を両のてのひら(肉球)でしっかと掴んだまま、お休みになられた時となります。


なんとはなしに、やはり淋しく哀しく、しかし同時に愛おしく優しいぬくもりを、不思議と掴まれていた左脚に感じております。


スピリチュアル等クソ喰らえという占い師でありながら、個人的に見えるもの、感じるものは別な上、自分の感覚は信じるようにしております。

取り敢えず、お金を取らず、見えているものを人に押し付けたりしなければ問題なし。

信仰心ももちろんですが、人のこころに他者が意図的に介入することを単純に嫌う生き物の為、明日はいわゆる一周忌なるものは行いません。


強いて言うならば、私なりの供養と感謝をする日とします。

祖父母の命日も同じなのですが、供養という漢字は、供に養う、と書きます。

その文字通り、私は明日、セザンヌ先生の好きだったことを共に行う所存です。


ということで、納豆を買わねば!!


野良時代が比較的長かった為か、セザンヌ先生は何故か納豆のネバネバが大好物だった為、明日は私が共に納豆の容器を念入りに舐めーーーいや、それは流石に品がない(笑)

ネバネバが残らないよう上手く掬って、先生の満足のいくように食べ尽くしましょう。

芥子入りのが好きだったようだから、アレルギー起こさない程度に入れて食べるかね(笑)


あとは彼が亡くなる前、食も落としていたのに異様に食べたがった豚肉の梅大葉巻きか、トンカツ。

あの二つもどうにか食してあげたいなあ…トンカツはまあ、後日になるかもしれんが。


母上様の体調が芳しくない為、私自身もなかなかの炎症具合ですが、多少は明日くらい無理をしてみようかと考えております。

作り方を教わって作ってみようかね…朝、ヘルパーさんに材料を頼んで、痛み止めと炎症止めを調節すればーーーいけるかな?


母上様の疲労もあることだし、明日は夜ご飯をラクさせてあげられるだろうか、等と欲張りに考えつつ、同時に私が無理をしすぎることで先生が悲しまないよう、適度にリハビリとしてやり、何よりも楽しむことを第一にいきましょう。


安心してくれたまえ、先生。

楽しむのは得意中の得意だし、君の面白エピソードは尽きないから皆を笑わせる一日にするよ。

おや、機嫌がよろしくない?自分の格好悪い話をするなって?いやいや、可愛らしいお話なのだから勘弁してくださいな。

例えば、ほら父上様の部屋の網戸にーーー


おっと失礼、セザンヌ先生に怒られそうな為、詳しくは述べられません(笑)


あと、君のためではあるけれど、君のためだけではなく、君のために私がやりたいだけなのです。

もしくは、君にやってあげたいことを、私がやりたいだけ。

君がやりたかったであろうことを、私がやりたいだけ。

このような感覚は所詮は自己満足の域を出ませんが、存外そのくらいが良いことも多々あります。


誰かのためにやってばかりでは、つまらないし満足もできない。

満足できない人は、足るを知らない。

足るを知らない人が、人を笑顔にできるはずがない。

そして私は人を笑顔にさせたいのではなく、人が笑っているのを見たいだけ。

ついでに心からの笑顔を浮かべられる時、人はパフォーマンスが良くなる。

最大限の能力を、無理なく適切に活かせる。


とことんの心の利益追求の信念が、存外、生者も死者も、己をも救うと信じている不可思議堂でございます(笑)


と、偉そうに単なる阿呆の自己満足の自己完結的意見を述べながら、更に本音を言えば豚の梅大葉巻きを単純に私が食べたくなりまして…もう無理してでも作って食したい謎の意欲が湧いております(笑)

もしやセザンヌ先生の気持ちが流れ込んできたかな…仕方ない、乗って差し上げましょう、先生の企画に(笑)


明日から数日は、春のなる祭りの前のセザンヌ週間に入るかね。

君の好物や君が私から掠め取ろうとしたご馳走を共に食しましょう(笑)

今なら身体にも悪くないだろう?遠慮なく食べたまえ。食べたいものも遠慮なく言いたまえ。出来る限りは用意致しましょう。あ、でもあんまり高いのは無理だぞ?予算的にも、私の味覚的にも(笑)


という記録記事で、久方ぶり更新は終えさせていただきます。

うん?オチてない?

何、ブログなんてものは日常の連鎖のごく僅かを切り取っただけのもの。

終わりも締めくくる必要もなく、いつだってTo be continuedでいいのです。

勿論、セザンヌ先生、君もですよ?


人は誰もが、To Be Concluded.と結末へ向けていくものですが、宇宙規模で言えば結末など誰も知らない。


と突然主語を大きくして誤魔化したところで、以上!!


不可思議堂 ちぃ