尻尾は口ほどに物を言う

ちゃーちゃんの尻尾が……


「あたし、涼んでいただけなのに」


チビは離れて香箱座り


サ「ご飯が俺を待っている~」

チ「ご機嫌ねー」


「ちゅーるくれないから寝る」


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猛暑が続いている。

最近ちゃーちゃんがご飯を食べている背後で、月ちゃんが寝そべる事が多くなった。玄関のタイルが冷たくて気持ちいいらしい。

ちゃーちゃんがご機嫌で尻尾をパタパタ動かすと、月ちゃんの顔にパシパシ当たる。痛くはないようだが、くすぐったくないのだろうか。

サビイはご飯の時間になると、尻尾をピーンと立てて意気揚々とやって来る。

サビイは相変わらず良く食べる。

最近では玄関先でジーッと私を見つめ、「ニャーン」とちゅーるの催促。私は美味しいご飯をくれる人と認定されている。だが、もう既にちゅーる二本食べている。いくら何でも食べ過ぎだ。私はこれ以上あげずに様子を見た。

貰えないと分かるとサビイはふて寝。

随分感情表現が豊かになった。

ちょっと態度が大きくなった気もするが、それも甘えてくれている証拠だ。

大きな体の甘えん坊、ちょっと可愛い。